公開日 2025年9月18日 最終更新日 2025年9月18日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日も暑い1日でした。4ヶ月ぶりに芝刈りに行きましたが、日向では照射無く照りつける陽射しに体力を消耗しましたが、日陰に入れば吹く風に涼しさを感じ季節の移り変わりも体感できる1日でした。
ずっとトラブルが続いていたhamlibのエラーですが、なんとか解決することができエラーは無くなりました。
同時に、アップデート時に発生していたエラーも無くなり普通にアップデートもできるようになり、一挙に解決した感じです。
今まで何をしても直らなかったhamlibですが、最終的に何が原因だったのかと言うと、結局はアプリによるコンフリクトが原因だったようです。
どう言う事か?
今までの環境は、microHAMのDIGIKEYER IIを使用した環境でした。これは過去から使い回して来たI/Fなのですが、昔のリグはUSBでAFやキーイングができませんでしたので、このI/Fを使用してACCからAFの入出力とFSK等のキーイングを行っておりました。
それが最初にUSBでAFを取り扱えるようになったので、DIGIKEYER IIのA/Dをやめて直接USBからのAFの入出力を使用するようにしておりました。
つまりUSBと外部I/Fのハイブリッドで使用していたことになります。
DIGIKEYER IIを使用するためには、USB Device Routerと言うアプリが必要で、このアプリはバーチャルポートの拡張機能も持っております。
従って、VCOMポートの拡張もこのアプリを使用してCOM6~COM11迄を拡張し、ICOMのドラーバーインストールで生成するCOM4、COM5に加えてアプリのCOM6~COM11の構成で使用しておりました。
しかし、実際には先にDIGIKEYER IIの使用をやめてリグの制御をCOM5、キーイングをCOM4で行うように変更しUSBのみで実現するようにしました。
この状態でも動くのですが、hamlibエラーを発生させてしまうのでリグ制御だけをOminiRig経由でおこなっておりました。(DXLog使用時)
今までICOMのドライバーを入れ替えたり、hamlibを最新の物に入れ替えたりしても全然hamlibエラーは解消しませんでしたが、ふとDIGIKEYER IIを使用していないのだから接続を全部切り離し、一旦USB Device Routerの動作も停止させようと思ったのです。
結果これがビンゴでした。
USB Device Routerを停止したら、見事にhamlibエラーは無くなり何事もなかった様に正常に動くようになりました。
今までOmniRig経由で制御していた事も不要になったのです。
信じられませんが、USB Device Routerを再度起動するとまたエラーが発生するので、これで間違いないようです。
詳細原因は分かりませんが、USB Device Routerを起動することでVCOM機能なのか、はたまたUSB Device Routerを構成しているDLLなのかは解りませんが、コンフリクトを起こしてhamlibをエラーにしていると言う事ですね。
USB Device Routerを一旦起動し、拡張しているVCOMポートを全て削除し、USB Device Routerをアンインストールしました。更に、PC起動後に自動起動するようスタートアップにショートカットが登録されておりますので、このショートカットも削除しPCを再起動。
以降は何事もなかった様にhamlibエラーは発生せず、WSJT-XもJTDXも使用することができるようになりました。
現在は新しいwsjtx-3.0.0-win64_improved_AL_PLUS_250915-RC1.exe (Windows 64-bit, AL GUI, similar to JTDX Improved)を入れ、どのような感じなのか評価をしております。
これで完全にUSBケーブル1本でリグとの間が全て制御できるようになりました。
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