DIARY

多重ループとピックアップループ

 前から実験して現在評価中である160m用のピックアップループ型のルモールループアンテナ。殆どの方が直列同調型で2ターンのループからインピーダンス整合トランスを使用して信号を取り出している。

 しかし、当局の場合は中波ラジオやLFで使用されていると同じピックアップループを使用して取り出す方式をとっている。利点がハッキリしないまま使用しているのだが、実際に存在するのだから何かメリットが有るはずだとネットを一生懸命に探索していると、思わぬ所でその解を見つけた。

 VE7SLのホームページでLFを紹介しているページに出ていた。このページは136KHz用の受信用ループの製作記事だが、途中に巻き数を減らせば160mのアンテナにもなると書かれている。

 その製作記事の中に下記のようなフレーズが有る。

An advantage of the single turn pickup loop is that the loop is completely electrically isolated from the main station ground, often a source of induced noise pickup.

 1ターンピックアップループのアドバンテージは電気的に完全に隔離されているので、メイン側がノイズの誘導を受けても影響は無いと言う事ですね。確かに、タワードライブではバサバサっと来るノイズも殆ど影響無いですね。

 また、1ターンループ自体ノイズレベルが低く目的周波数だけは直列共振で同調した周波数の磁界(電界)を電磁結合により取り出しているのがノイズに強いと言うことになるのでしょうか。また、1ターンループも電磁結合させるのでメインループからの内側で距離も指定されていますね。

 私が今使用しているのは、メインループの外側になっているのでこの辺も改善の余地は有るようです。何処かの記事で読んだのですが、メインループの内側に有ると、メインループで磁気シールド効果も出るので、より一層ノイズに強くなると。そうすると、上記の理論と合致するわけですね。

 たかがループアンテナですが、なかなか奥が深いですね。下社さんのblogにも有りましたが、リグをぽんと買い既製品のアンテナを上げて直ぐにQSO、そんな時代になってしまいましたが、リグを作るのはやはりかなりのスキルを要しますが、アンテナは割と手軽に出来る自作範囲だと思います。

 アマチュアらしさを残して自作のアンテナで何処まで聞こえるか、何処まで飛ぶのか、なんか初心に戻ったようで浪漫が有りますよね。

 余談ですが、昔RTTYは自作のデモジュレータが解読の鍵を握っており、自作によるパーツ選択が大きなポイントでした。ST-6を作成して部品を毎週交換し解読性能を追求した物でした。しかし、MMTTYが出来て誰もが簡単にQRV出来るようになりおもしろさが半減したようです。だから最近はデジタルモードへの熱が半減しているように思います。

 しかし、その反面で既製品がほとんど無い160mでの送受信のアンテナ。何処まで聞こえるのか、何処まで飛ぶのか、MMANAを駆使してアンテナ調整を行い、ネットを検索してループの性能を追求する。なにかアマチュアらしさが残り毎日考えているだけでワクワクしてきます。これがアマチュア無線の世界なんでしょうね。

 毎週末が非常に楽しみになっています。

 

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ABOUT ME
JE2UFF
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
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