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[DIARY] Multi UN-UNに挑戦

FT240-77
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おはようございます。未だ先の話ですが、今度の冬には160mへ復帰したいと思い、シャントフィードの準備をはじめました。今度はちゃんとインピーダンス整合を実施しようかと、Multi UN-UNの制作に挑戦し始めました。

まず、正体不明のトロイダルコアに、まずは6Tのを3つで簡単なトランスを作り実験をはじめました。

トロイダルコアの色から行くと、T200 #2と思われるものです。このコアに3本のPEWのケーブルを6Tして、3つをシリーズにつないでみました。

T200 インピーダンス特性

今回の実験では、コイルの1つ目を入力とし、2つ直列にした時点をアンテナ側に想定すると、巻数比で6:12ですから、1;2になりインピーダンス比では、2の2乗になりますから4×50で200Ωとなります。

従って、コモンと2つのコイルの場所に200Ωの抵抗をつけます。そうすれば入力側は50Ωになるはずれすから。

しかし、この通り500KHz〜30MHzの間でスキャンすると、SWRの最小は26MHz付近でとなり、その時点のインピーダンスは46Ωになりました。これでは、160mでは使い物になりません。

これはコアがだめということですね。色から判断したのですが、T200 #2ではないみたいです。

しょうがないので、FT240-77のフェライトコアを購入しました。

FT240-77

このコアを使用して、全く同じ実験をしてみます。

FT240-77インピーダンス特性

なんと今度はバッチリです。1MHz付近でSWRが最小になりインピーダンスも47Ω程度になっております。広帯域化されているので、バッチリのようです。

ちなみに、この2つのコアのLとQを測定してみました。

先の赤いコアとFT240-77の比較です。6Tを1ユニット、2連結、3連結とした場合の値です。

  赤いコアL(μH) FT240-77(μH) 赤いコア Q FT240-77 Q
6T 0.6 111.4 0.563 75.7
6Tの2連結 2.4 444.6 0.986 95.6
6Tの3連結 5.0 1007.1 1.473 93
赤いコア FT240-77

FT240-77ならば、Multi UN-UNを作成できそうです。

まずは、5本のケーブルを4ターンで巻いて作るだけ作ってみました。

マルチアンアン

形状だけは出来上がりました。

これから、各抵抗の組み合わせで本当にインピーダンス変換ができているかをチェックしていきたいと思います。

コレ作るのに、結構時間が掛かったな。

 

ABOUT ME
JE2UFF
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
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