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師走になり思うこと

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公開日 2005年12月4日  最終更新日 2005年12月4日 by JE2UFF_Toshi

 あまりにコンディションがいまいちなんで、ワッチしていても暇なため一年を振り返りながら日頃思っていた事について、
徒然なるままに書いてみました。

 ローバンドを始めるきっかけとなったのは、日本に帰国後再びアマチュア無線界に復活したとき、既にサイクルは下降線、
今まで主力としたRTTYは人口増加で面白味に欠け、一時期活動が鈍かった頃行われたFT5XOのペディでした。
インチキなスローパーアンテナで半信半疑で呼んだとき、応答が有ったのにはびっくりしました。ローバンドって面白いな、
ここから転げ落ちるようにローバンドにはまっていきました。もともと、
40mが好きでよくやっていたので80mも同じようなものかと思っていましたが、やってみたら大違い、全然聞こえない事に大いに驚きました。

 それから、毎日ノイズを聞き続けることによりノイズと信号がどうにか分離が出来る耳ができあがってきました。聞こえないのではなく、
聞き取れないが正解でした。秋口になるとコンディションもよくなってきて、
毎朝今日はどこが聞こえるのかと聞くことが楽しくてしょうがなくなりました。聞こえない日も中には有ります、
でもこれが80mなんだと思いながら今まで続けてきました。ハイバンドと違い、
最新のデジタル処理されたリグが必ずしもよいとは限らないのがローバンドなんですね。デジタル処理された音より、
アナログの音の方がノイズと信号の分離がしやすく、かつ長時間聞いていても疲れないのが最高ですね。そんなわけで、
主力は一度一線を退いたIC-780がメイン機種に返り咲いたのです。

 ローバンドをやっていると、やった証と次への目標がはっきりするようにと、DXCCでもやろうかと考えました。
そうこうしているうちに、なんとなく矛盾を感じる部分が出てきました。個人的な意見なので、
良い悪いの判断ではなく何故なんだろうと言う素朴な疑問でした。DXCCの申請には基本的にオリジナルのQSLカードが必要です。
それは実際に交信した証拠として取り扱われるからだと思っております。
この実際にQSLを送付しなければならない事が申請のハードルを高くしている事も事実だと思います。しかし、
そのQSLを発行するがためにSASEでなければQSLを発行しないマネージャーが居たりして、なんとも不思議な現象が出ています。
SASEだろうがビューローだろうが、発行する事に違いはなくビューローが無い国なら解りますが、
ほとんどはビューローが有る国の方がマネージャーをやっています。おまけに何$とか指定してくるケースも見受けられます。そして、
DXCCを申請するためにどうしてもQSLを発行がほしい場合は指定のUSDを入れたり、
それ以上入れたりして相手の要求通りになっているような感じもします。最近はLoTWと言う電子データのログを提出する事により、
双方で同じデータが認証された場合はQSLの代わりにDXCCにこのデータが認められるようになりました。
私もこのLoTWに全てのデータを登録しました。当然、コンテストでQSOした内容も全て登録してあります。

 このLoTWを活用することにより、
相手が同じようにLoTWに登録さえしてくれれば別にQSLを発行が無くともDXCCに有効になるのです。これらのデータの中には、
DXペディのデータも含まれている場合も有りますが、ほとんどの場合には残念な事にLoTWにアップされません。もし、
有名なペディのデータがLoTWに登録されれば自分のデータも登録するだけでDXCCに有効になり、
余分な労力をお互いにしなくてすむのですが。DXCCではなく記念にQSLがほしい方は、指定通りにSASEを送り入手すれば良いことで、
DXCCが目的ならばデータをアップする事で勝手にARRLのコンピュータが処理してくれるのです。
そのペディが正規のペディで有ることを証明するのに、ライセンスの写しを含めたドキュメントをARRLに送るのですから、
それをデータに登録すればLoTWに登録が可能になると思います。ARRLも処理がスムーズになりみんなが得をするような気がするのですが、
どうして事項されないのでしょうね。昔、F6F○○という局がマネージャをうやっている局のQSLは、
交信していなくてもグリーンスタンプを入れて送ればQSLが回収できると言う噂も聞いたことが有ります。
同じ事を中にはしている人もいるかもしれませんし、1ドルで十分たりるのに2ドルを要求すれば1ドルは儲けになると考えられます。
必要経費に充てると言えばそれまでですが、なんとなくしっくりきませんね。ドネーションのつもりで送っていてもね。

 いつもSASE用のQSLを書きながらこんな事を思っています。インターネットが発達して、
クラスターもパケットからインターネットに時代は移っても、なんでDXCCだけは未だにQSLを送らなきゃいけないのでしょうかね。
コンテストのログでさえ電子データ化され、電子データの授受を推薦しているのに。こんな事を思っているのは私だけかな。

 暇なんでちょっと思っていることを書いてみました。あくまでも個人的に思っている事です。

ABOUT ME
JE2UFF_Toshi
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
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