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公開日 2005年12月6日 最終更新日 2005年12月6日 by JE2UFF_Toshi
例のごとく、あまりにも暇なんで最近追加したDSP-9+の特性をみてみました。それなりに効果は有ることが認められました。
まず、内部のマーカーをCWフィルタ250Hzで受けた時の波形です。
これが上記のマーカー受信時にNRを入れたときの波形です。マーカー信号の周りのノイズレベルが下がっているのが解ります。
次に、無信号状態での出力波形です。正確ではないですが、フィルタの特性がそれなりに見えていますね。
次にDSPフィルタで100Hz帯域をフィルタリングしたときの波形です。AF処理ですが両サイドがバッサリと落ちてフィルタのシャープさが解りますね。
今度は先ほどの無信号時にNRを入れた時です。マーカー信号を受信した時ほどはっきりとノイズが低下しているのが解りませんね。
最後が、フィルタとNRを同時に入れた場合です。フィルタの狭い帯域と若干信号レベルが落ちているのが解ります。これの状態で実際のCWを聞くと、凄く聞きやすくなり、ジャミングの中心でなければどうにか信号を聞き分けることが出来ます。
以上のように、デジタル無線機の内蔵されたDSP処理でなくても十分に効果が有ることが解ります。特に、ローバンドの場合はアナログのフィルタで若干帯域を広げた状態でこの外付けDSPフィルタを入れてあげると非常に聞きやすくなります。
暇に任せてちょっと確認してみました。
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