公開日 2012年2月15日 最終更新日 2022年9月8日 by JE2UFF_Toshi
今朝も5時少し前からの定刻通りにワッチ開始。聞えても聞こえなくとも160mからの順番です。160mはホント何も聞えませんです。唯一常連のHL5IVLがCQを出しているのですが、リターンしてくる局が微かにしか聞こえません。
残念ながらシャントフィードでの限界なのでしょうか。何時までも粘っていても聞えないものは聞えないので、1つ上がって40mへ・・・
40mは・・・ 酷い。ここの所レーダーノイズや普通のノイズが激しく、いまいち良く聞えません。今朝もバンド全体に靄が掛かったようなノイズで、このノイズを突き抜けてくるのはEU-UA位です。ここも今朝は駄目ですね。
昨日のパイルも有り多少期待できる30mへ直ぐにQSY。
30mでは今朝もパイルが発生。昨日と同じようにEUとアジアのオープン戦です。10107付近でパイルが固まっているように聞えるので、多分下の方に本体が居るだろうと、じっくりとワッチをしていくと・・・・
あ~、居ました。 今朝のパイルの中心は6O3Aではなくて、3B9/OE4AACでした。早速、昨日のようにCW Skimmerで確認してみると・・・
昨日よりはパイルの幅は小さく2k以内に居るようですが、コールする密度はかなり高いです。しばらく見ていると、面白い事が発見で来ます。
色が濃いほど強い信号ですが、ある周波数にコールする局が集中します。しかも1箇所じゃなくて数箇所、時間差で発生し、直ぐに収まるところとしばらく続くところが有ります。
ピックアップポイントは常に動いているようなので、次のことが考えられます。瞬間的にパイルになりその後数分後には収まるの場合は、ピックアップポイントを見つけて一瞬パイルが激しくなる。しかし、同じ場所を拾っていないので直ぐにパイルはバラけていく。
逆に何時までもパイルが続いている所は・・・ 多分予測ですがクラスターにスポットされた周波数ではないかと思われます。クラスター中心でワッチをされている方は、多分最初にクラスターに上がった周波数で呼ばれると思いますので、その周波数にパイルが集中する。しかも、スポット局は拾われた周波数が違うので、そのスポット毎にパイルの山が発生している。
自分でピックアップポイントの移動パターンをチェックできないと、ずっとクラスターでスポットされた周波数で呼んでいる人が多いようで、その周波数のパイルが小さくならない。
パイルが小さくならないと、今度は底がピックアップポイントと勘違いし更にその周波数でのパイルが大きくなっていく。
そんな封にCW Skimmerを見ていると感じられました。あくまでも私的な所感ですので、実際には違うのかもしれませんが。
パイルの傾向とか、分散状況を目で確認出来るのは非常に有意義なツールですね。ワッチしながらピックアップポイントを探すのも大事ですが、ビジュアル的に解るとピックアップポイントの予測がしやすくなり、より戦略を考えやすくなりますね。
クラスターのように偏った使い方をしなければかなりの実践的名戦力になると思います。
今朝は30mのCWで、YT5Z, LZ1401SET, Z35M, UF5FZ, A65BPと常連相手と数局の未交信局とQSOで来ました。