公開日 2013年1月17日 最終更新日 2018年4月21日 by JE2UFF_Toshi
ようこそ、魅惑のローバンドのページへ
1.ローバンドの魅力ってなんでしょうかね。
人それぞれで異なると思うのですが、私にとっては遠い昔、アマチュア無線を始める前にラジオで聞いていた海外放送のイメージが強く重なります。 あのノイズの中から聞こえてくるインターバルシグナル。ローカル局がほとんどなので、遠い異国の地でも出力が何KWの局は少なく、それでもコンディションさえ良ければ聞こえてくる。
このイメージが記憶の中に焼き付いているために、どうしてもローバンドを運用しているとこのイメージとダブります。そもそも、一番最初にローバンドでQSOしたのはいつの事でしょうか。おっと、その前にここで定義するローバンドとは何処を指すかを明確にしておきましょう。
私の言うローバンドとは80mと160mの事ですね。40mも場合によっては入ると思いますが、80mや160mと比較すると簡単にQSO出来るケースが多いので、やはり80m以下をローバンドと定義しましょう。当方、SSBは嫌いなので75mは対象外にしてあります。
で、最初のDXとの出会いは、10m高のDPで聞いた80mのH44の信号でした。AS−UゾーンやHL等は近いために、特に気にする事無く聞こえておりましたが、国内QSOの間より、H44の信号を聞いたときには結構衝撃でした。
聞こえるとも思っていない太平洋の島国からの電波です。しかも80mで聞いたときには興奮して眠れませんでした。それくらい衝撃的でしたね。
その後はしばらくは新しいところが聞こえる訳でもなく、学校、就職と東京で過ごしている間に、その感動も薄れてしばらくはローバンドというより、無線自体の運用から遠ざかっておりました。
その後、地元に戻りながらも海外赴任したりして、最終的に腰を落ち着けて無線の再開を始めたのが2004年末の頃でした。それからアンテナを一新し、ローバンドの運用が再び始まったのです。
復活した頃の80mは、まだ紳士協定があり呼び倒しや妨害の無い、住みやすい環境であった事は間違いありません。それからしばらくは80mでDXを追いかける日々を過ごしました。
つづく・・・・