公開日 2018年4月22日 最終更新日 2018年4月22日 by JE2UFF_Toshi
そう言えば、普段なにげに使っているリグ用の電源についてです。電源なら容量さえ有ればなんでも良いじゃないって思って居ると思います。
実は、意外とそうでもないことがあるんです。まあ、ケースバイケースだとは思うのですが、私の経験をしたことを紹介します。
昔、舶来品のリグを一時期使っていたことがあるんです。100W機なので、まあ一番大きな35Aの電源を使えば問題ないだろうって思ったんですよ。
しかし、実際に使っていくと思わぬ落とし穴が有ったんですよ。実は、POWERダイヤルを最大出力にすると、発振したようになりパワーが下がっちゃうんです。
95Wにすれば問題ないですが、100Wではダメ!
こんなことって普通ある?って思って、別の25A電源に変えてみても同じだったんですよ。しょうがないので、そのメイカー純正の22Aの電源を購入して使用すると・・・、なんと不思議な事にその問題の現象は発生しません。
なんで?って思いたくなるんですが。
発振気味になる電源とならない電源の違いは何か?現物を見ながら、よ〜く考えると大きな違いに気が付きました。発振気味になるのはトランスを使った電源。発振気味にならないのはスイッチング電源だったんです。
へ〜こんなことも有るんだって初めてその時に知りました。
人生喉元過ぎればで、そんな事ははるか昔で既に頭の中から飛んでいました。最近、その電源を使用してIC-9100を使っているんですが、まるまる1日使っているとイマイチ動作が不安定になる時があるんです。
もしや!そう考えたんです。電源なんて何でも良いやって思いがちですが、実はそのリグに合った電源って実はあるんじゃないかってね。そう、純正品ってその電源を使用して設計・評価をしていると思うので、その電源に合わせた作り込みがされていると思うんです。(電源内蔵のリグは関係ないですが)
そこで、後々調べるのも面倒くさいので、今回思わず純正電源を購入してしまいました。
まあ見た目もリグに有ってカッコイイですし、これで安定してくれたらなって思ってね。しばらくこれで使ってみます。