公開日 2018年5月7日 最終更新日 2018年5月7日 by JE2UFF_Toshi
こんばんは、巷でいろいろと言われている新スプリアス規格について、実際問題どうなんだろうか?そう思い、東海総通に電話して聞いてみた。
なぜかと言うと、来年の12月26日が免許の更新日となっているから、準備しなけりゃいけないなって思ったからです。
まず気になったのは、≪空中線電力200Wを超える指定を受けようとする場合≫について、リニアを接続している場合のケースについてです。すごく気になったのは、VUHFの場合には、-70dbと言う規格です。ノイズフロアに近いような値が本当に確認できるのかと思ったからです。
以下が電話のやり取りです。
自:すいません、新スプリアス規格について教えていただきたいのですが、リニアを増設している場合には、どのように対処するのでしょうか?
東総:200Wを超える扱いについては未だ何も決まっていません。そもそも、具体的な方針が全国的に出てないですね。今言っている200Wと言うのは、メーカー製のリグが対象の事。
自:関東総通のページには”新スプリアス規格に適合することが確認されているリニアアンプについて”と言う内容で、対象リニアのリストが公開されていますがどうしてでしょうか?
東総:それは日本メーカー製なので、事前に諸データが提出されており、それで確認した内容でしょうね。関東総通がそう言っていても、実際には何も決定している内容ではないです。※ハッキリ言われてしまいました。
関東の個別対応内容で国として決まったいることでは無いという事を言いたいのでしょうね。電波障害調査で半径50m以内の家の何件から署名をもらうかと同じですね。
ちなみに、東海で私の時は全数からでした。
自:じゃあ来年の免許更新時にはどうすればいいですか?
東総:特に何もしなくても、普通に更新申請をすれば良いです。旧リグでも34年まで使ってかまいません。時期が来ると対象外は使えなくなるだけですので、その前に対象品に変更してくれれば良いです。
自:じゃあ今のリグは新スプリアス規格に対応しているので、そのまま使えば良いんですよね。その際、リニアはどうするのですか?
東総:何も決まっていないので、そのまま使用していてください。
と言う具合の問答が続いて、結果リグは対象なのですが、リニアに対しては何もしなくても良いとの回答せした。そもそも、東海総通のページに新スプリアス規格に関する記述が無いのは、何も決まっていないので書きようがないので出ていないのです。と説明してくれました。
3エリアのVUHFの落成検査の時にはスペアナでスプリアスを測定するとも聞いています。工事検査内容と同じで、各総通によって対応がまったく違うようですね。
少なくとも、東海総通では今のところリグの話は既に公開されている内容通りだが、リニアに対しては何も無いと言うことです。
ハッキリ言って、−70dbのスプリアスが簡単に測れるとは思えないですけどね。結論としては、管轄によって捉え方が違うので予断を許さないってことですかね。
何か言われる前に、1年を切った来年早々には更新申請してしまうかな。