公開日 2018年7月8日 最終更新日 2018年7月8日 by JE2UFF_Toshi
単身赴任の関係で、ぼちぼちとやっているEMEだがトラブルが後を絶たない。欲をかいてもっとなんて思いながらやっていることが、すべて裏目にでるんだな。
今回も感度アップだって思い、LNAの2段構成にしたんですが、最初使っていたLNAがなんかおかしい。そもそも、このLNAを1段で使った時もなんかいまいちだったんだよね。
スペアナ無いんでVNAで調べていたんだけど、なんとGainが3dBくらいしかないんです。10㏈のATTをかまして測定したら、ピークが-7dbのところに出ている。ということは、もともと-10しているから、-7-(-10)で3だよ。ゲゲゲ。
特性カーブは綺麗に出ている。当然ながらストリップラインによるBPFだから当たり前だよね。
中を開けてみた。
当然ながら測定器も無いので、解析ができまへん。真ん中にある小さな黒点みたいなのが、ATF-531P8のE-pHEMTだと思うんだが、小さすぎてよく見えない。
俺が、この部品を交換するのも至難の業だな、そう思った。
VHF DesignのHPを見ると、PKGのAssyと調整したものも販売しているので、それを購入し交換することにした。
それだったらたぶんできるだろう。
とりあえずは、1段構成に今はなっている。そもそも、別メーカーのLNAと一緒に使った時に、発振ぎみでSメーターが⁺20くらい振っていた時があったんだが、あの時につぶれたんじゃないかな?そんなに簡単につぶれるかな?
原因は不明。
もう一つのLNAも結局いまいち動作が不安定なんで使うのを止めた。ゲイン的にノイズがレベルが上がるが、信号は逆に下がる感じでS/Nが悪化するんで。点検出しても問題ないって言われるが、実際に使ってみると問題ありなんだよね。
直下型の製品は調子いいんだが、LNA単品はいまいち不安定と俺は思う。ちょっと信頼性に欠けるので、長期間野外のアンテナ直下では心配。
ということで、現在はSAV-541+のLNAを1段で使用している。ちょっとGain不足だがしょうがない。もう1つが修理出来たら後段にこの前のBPFを入れて追加してみようと思う。
どうなることやら。