公開日 2020年5月2日 最終更新日 2020年5月2日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨晩も月からの電波をワッチしていましたが、なかなか興味深い状況を経験しました。EMEの場合、偏波面の合致は非常に対峙な事で刻々と変化する偏波面の関係で、信号が強力になったり消えてしまったりと言う事が有ります。
昨晩は、それ以外にも地域差なるものがはっきりと確認出来ました。
このように、弱い信号でも1シーケンスの間の6分間、安定してデコードできる場合も有るんです。
PA2Vからは-27㏈の信号だが、ソリッドコピーできるとレポートももらいました。
一方、同じような状況で昨晩のDL方面は全くダメなんです。
DL8DAUとかDL8GPとかからのレポートでは、-28㏈で1回デコード出来ただけで信号がロストしたと言っていましたが、当地ではG4YTLの信号は-30㏈でもデコード出来ていました。
PAでは-27でもソリッドコピーできるが、DLでは-28ではほとんどコピーできない。当地からGの信号は-30でもコピーできる。
昨晩のDk3WGの信号も、ガツンと来る信号ではなかったので多分DLと当地とのパスは良くなく、信号が落ちてこなかったようです。
この感じはまるでHFの10mのような感じですね。隣町では聞こえている信号がここでは聞こえない。それと同じのような感じでした。
また、70㎝バンドでは、EUの人達は一部の人を除いて小型アンテナと中出力でQRVをしており、いろいろとチャレンジして自分なりの楽しさを見つけてやっているようです。
DL7APVのように超巨大なアンテナを持っている人は、QRPPerとQSOするのにチャレンジしており、楽しみ方がいろいろ有るんだなと思いました。
自分はどちらかと言うと、工作しながら弱い信号をいかに受信できるかが、今は一番楽しいかな。未だに南米とのパスはほとんどなく、1回信号を聞いたきりですので、南米の信号を聞いてみたいですね。