おはようございます。メインで使用しているHF機は現在IC-7700で、こうかなり古くなってきているのと、今流行のデジタル処理をしているリグではないので、そろそろ買い換える時期かなと思ったりもしている。
別に昔ほど本格的にHFをやっているわけでもないので、最高級実践機なるものは必要なく、むしろ条件としてトランスバータが接続できる事のほうが自分としてはニーズが高い。
IC-9100もあるのですが、HFで使用するにはちょっとイマイチって感じなんですよね。別に悪いマシンではないのですが。
EUのEMEerでは意外と古いHF機にトランスバータを取り付けて運用している局が多いんです。やはり受信感度の問題とCWなどはクリスタルフィルタが使える等のこだわりがあるのかもしれません。
しかしながら、最近のトランシーバーはトランスバータ端子が有るものが少なくなっており、少なくとも普及機では廃止されているものが多いんですね。最近流行りのオールデジタル処理でトランスバータ端子が付いているものになると、やはりIC-7610になってしまいます。
そこそこの値段がするので二の足を踏んでしまうんです。そんな中、いろいろ探していたら面白いものを見つけました。IC-7300用のトランスバータ端子増設キットです。
これは、当方もよく購入するドイツのKuhneが販売しているキットですね。実際の製品の隙間などを利用してうまくできています。
改造も本体を改造することなく、TXとRXの内部の同軸ケーブルの間に割り込ませる設計なので非常にシンプルかつ、すぐに復旧することもできます。
こいつを使えば安く仕上げることができますね。ただ1つだけ課題をあげるとすれば、周波数安定度がどのくらい安定しているかですね。外部基準周波数の入力端子が無いので、内蔵のTCXOの安定度に依存することになります。UHF帯で1分間連続して信号を受信する場合、IC-9700で苦しんだような症状が出てしまっては本末転倒ですから。
28MHz帯だから全然問題にならず、むしろトランスバータ側に外部基準信号の入力が必要なのかもしれませんが。
IC-7300の中古でも探して、ちょっとやって見る価値は有るのかな。