おはようございます。最近はもっぱらFT8とFT4でのQSOが主となっており、CWでのQSOは月1回程度のコンテストに参加するときくらいでしょうか。
昨日、DIGIモードを運用していて実感したことなんですが、DTの重要性って言うことなんです。
JAの局を含めて、だいたいDTの値は0.1〜-0.2程度なんですよね。まあ多少のズレがありますので、こんなものでしょう。
しかし、中には1.5とか2.0とか言う局もたまに見かけます。WSJT-Xの場合には、よくわかりませんが1.0以上かな、DTがずれている場合にはその値の場所が赤くハイライトするんですよね。
そういう局ってデコードできたりするときもありますが、多くの場合には信号がめちゃくちゃ強くてもデコードできない場合が多いんです。
仮に、デコードできても先方と自分の間で1秒以上のズレが発生しているわけですから、いくらコールしても先方では表示されないってことに成るんです。
NH6Yがそうだったんですが、1.9もずれているのでコールしてもなかなか拾ってもらえない。これがFT8よりFT4の方が顕著で、デコードすらできないんです。
そこで自分の時計をDTの差が無くなるように、わざとズラしたんです。
ナント、何事もなかったように直ぐにリターンが有ったんですよ。デジタルモードではこのDTって中が必要ですね。
NTPで同期を取っていますが、これは自分の話であって相手が必ずしもそうではない。そうすると、今回のようにいくら自分の時計が正確でもQSOできないってことになりますから。
やけにデコード率が悪いなって持った時に、自分の時計を確認すると思いますが、必ずしもそうではなく電離層を通過する時のズレというか微妙な遅れと、相手のPCの遅れで発生するってことを認識しておいたほうが良いですね。
相手のPCの時間連れは自分では治すことができませんから、相手が気がつき修正するまで待つか、自分の時計をずらすかですが、ずらしたらQSO後にはNTPと再同期しておかないと他の局とQSOできなくなりますからね。