公開日 2021年11月22日 最終更新日 2021年11月22日 by JE2UFF_Toshi
本日は、朝から芝刈りだったので6時半には家を出てしまったため、ARRL EME CONTESTの2日目は最後までチェックすることができませんでした。
しかし、朝方出発前までワッチしていた時に感じたのは、昨日とはコンディションが変わってきていた感じがしました。
コンディションの違いを感じたのでは、受信をH-POLとしたときにDXからの送信偏波は今までV-POLが多かったのですが、今朝はほとんどがH-POL表示になっていたんです。
これはMoon Skedと言うアプリで、Moon Trackと言うウインドウを開くと自分の受信偏波に対して、送信の偏波面は何が良いのかを表示するものです。
つまり、今朝からH-POLの受信アンテナを持っている人と、DXの送信偏波はH-POLが良いと言う事ですね。
これを裏付けるように、今朝はPA2VもV-POLでは弱かったものがH-POLにするとちゃんとデコードします。UA5YもH-POLでQSOできました。
OH2DGの信号はV-POLにすると見失いますが、H-POLの時は-17位でデコードします。これは聞いた話によると、太陽活動が活発になってくると電離層の密度も変わるので、VUHFでも通過する際に偏波面の変化が大きくなるらしい。
だから今まで見えなかった局も見えるようになってくる。但し、偏波面の移動が激しいのでずっと見えている訳では無い。
DXと自局との偏波面の変化が可視化されているので、このアプリを見ていればもうじき見えそうだとか、もうじきフェードアウトしそうだとかの予測が付きます。
ムダなコールをしなくてもすむので、便利と言えば便利ですね。ここのところずっと、時局のH-POLに対して、DXの送信側はV-POLがベターという状態が続いていましたが、DXではV-POLは少ないので時局の所では見ることができなかったと言うように思っています。
可視化されたものと、実際の状態が合致してくると、信憑性が高くなり、ますますこのアプリが手放せなくなります。
しかし、設計者は既にSKになっているため、メンテナンスが行われないのが残念ですね。