昨日たまたま40mでQSOしたZF(カイマン諸島)。そう言えば、カイマン諸島って税金対策でお金を預けたりする場所で有名だよね。
まあお金も時間も関係ないけど、以外とニュースなどによく出てくるカイマン諸島にはどうしたら行けるのか?
その時に掛かる費用はどのくらいなのか?島の環境はどうなのかを調べてまとめてみました。
Cayman Isってカリブのどの辺?
カイマン諸島ってよく名前は聞き、カリブ海に有るって事は知っていましたが、位置関係で行くとどの辺なのかってよく分かっていなかったんです。
カリブ海って言っても、南米ベネズエラの上の方かと思っていましたが、キューバに近いんですね。
ベネズエラに近いのはアルバでした。
Cayman諸島と言われるので、沢山の島から成り立っているのかと思ったのですが、地図で見る限りでは3つの島しか見当たらないです。
地図では分からないような、もっと小さな島が幾つかあるのでしょうかね。なんで諸島なのか不思議だよねぇ〜
Cayman Isへはどのようにして行くのか?
多分そうだと思っていましたが、やはりこのカイマン諸島へも、日本からの直行便は無いんですね。
カイマン諸島はグランド・ケイマン、リトル・ケイマン、ケイマン・ブラックの大きな3つの島から成り立っており、その内空港があるのがグランド・ケイマンとケイマン・ブラックの2つになりますね。
グランド・ケイマンにはオーウェン・ロバーツ国際空港があり、ケイマン・ブラックにはキャプテン・チャーチルズ・カークコーネル国際空港が有ります。
基本的には、日本からはまずアメリカに行き、アメリカの大都市から各空港への便がでているようです。
どの便も日本を出発してから、2回乗り継ぎをして行くのがスタンダードのようです。
ただ、航空会社を選ばないと、往復で最低が30万、最高は100万と3倍以上の差があります。
一番安いのが日本航空→アメリカン航空、往復で約30万、31時間20分
次がユナイテッド航空→ケイマン航空、往復で約45万、32時間55分
最高に高いのが全日空→アメリカン航空、往復で約100万、26時間50分
100万は金額は高いが、乗り継ぎを含めても7〜8時間短いので時間を金で買う感じでしょうかね。
マイアミとかから行くと、1時間程度で行けるようなのですが、日本からマイアミに行くのが遠く、アメリカ西海岸で乗り換えしなければいけないと思うので、結果的には上記のルートで行くのが日本からは良いと思われます。
ちなみにオーウェン・ロバーツ国際空港はここにあります。
Cayman Isはどんなところ?
カイマン諸島って昔はジャマイカと同じ植民地だったのですが、ジャマイカが独立したときにジャマイカに帰属せず、イギリスの領地になったため、現在もイギリス領となっているみたいです。
だからグランド・ケイマンの中心地がジョージタウンなんですね。これは旧イギリス領だったマレーシアのペナンも同じで、ペナン島の中心地はジョージタウンでした。
カイマン諸島のオフィシャル観光紹介ページは以下にあります。
カイマン諸島が有名なのは、もちろんカリブ海の島ですから観光リゾートがあります。
そしてもう一つ有名なのが、金融サービスです。よく実際に大富豪が税金回避のためにカイマン諸島で会社を登記したりすることが多いようです。
これを租税回避地、いわゆるタックス・ヘイブンと言い、こちらの方がよく耳にする言葉ですね。
タックス・ヘイヴン(英: tax haven)は、一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される国や地域のことであり、租税回避地(そぜいかいひち)とも低課税地域(ていかぜいちいき)とも呼ばれる[注釈 1]。
フランス語では「税の楽園」「税の天国」を意味するパラディ・フィスカル(仏: paradis fiscal)と言い、ドイツ語などでも同様の言い方をする。英語のタックス・ヘイヴンの haven の日本語での意味は避難所であって、楽園や天国を意味する heaven ではないことに注意されたい。
犯罪に悪用されている
引用:ウィキペディア
一般人の我々としては、カリブ海で暖かい熱帯性気候のため年間を通して27℃程度。釣りやスキューバダイビングを含めたマリンリゾートの方が良いですよね。
綺麗なホテルやレストランが多い為に、観光客の4割がリピーターだそうです。すごいですね。近ければ行ってみたい。
また、タックス・ヘイブンの地なので治安がなんだか悪そうな気がしますが、観光客のリピーターが多いほど治安は良いようなんですね。
ただ法の整備は非常に遅れているようです。
外国ですから、一般的な置き引きや万引き等の犯罪はあるようです。日本だって有るんですから同じ程度だと思いますよ。
行ってみたいCayman Is まとめ
今回はQSOしたZF(カイマン諸島)について実際にどんなところで、どうすれば行けるのかを調べてみました。
素晴らしい観光リゾートですが、航空運賃より移動距離が長く遠いですね。往復で30万であれば、そんなに高い運賃では無いと思いますが、36時間は長いと思います。
タイとかマレーシアに行くのにも7時間半も掛かるので、最近は行きたくないと思っております。上海だって嫌ですからね。
とは言え、白人が多い所で公用語が英語の場所ですから、行ってみたいですね。
無線以外に何でカイマン諸島が引っかかっていたか、ここまで書いて思い出しました。
好きだった映画「ドラゴン・タトゥーの女」で主人公が手に入れたお金が、カイマン諸島の銀行にあったからですね。
この映画の原版は、スウェーデンのミレニアムという映画ですよね。そのミレニアム1がドラゴン・タトゥーの女なんですよ。これをアメリカが切り取り単独で作品にしたんですね。
この映画も面白いですよ。無線の合間に鑑賞するには良いかも。