今日は少々時間があったので、昨日届いたSSDへの交換作業を行うことにした。
幸いなことに、データが殆ど入っていないのでたいした時間も掛からずにHDDからSSDへのクローンも行う事ができました。
まずは交換する前に、HDDの性能を調べておきます。使用するソフトはCrystalDiskMarkと言うよく使われている記憶媒体の読み書き性能を測定するソフトです。
これが最初に付いていたHDDの測定値です。下の2つがランダムアクセスの測定になり、この数値が大きいほど読み書きが早いと言うことです。
ちなみに、HDDの場合には上の2つのシーケンシャルの読み書きの場合にはそこそこの数値が出ますが、ランダムになると物理的なヘッドが移動して読み書きするため、速度低下が顕著に出ますね。
HDDの性能測定が終わったら、今度はSSDへのクローニングを実施します。SSDをUSB3.0に接続してHDDからSSDへのクローニングを実施します。
500GBのクローニングには、約1時間で完了することができました。これは未だ50GB程度しかHDDを使用していなかったからですね。
クローニングが完了したSSDを今度は本体に組み込みます。組み込み作業は非常に簡単ですね。ネジなどを使わずに本体への取付が可能となります。
※実際には、3.5インチ→2.5インチの変換ブラケットにSSDを取り付けるのはネジが必要です。
本体取付はこんな感じです。元々付いていたHDDを上段に移設し、その際に電源とSATAケーブルは未接続にして動作しないようにしてあります。
HDDが付いていた下段にSSDを挿入し、HDDが使用していたケーブルを挿します。これにより、物理的な認識位置が同じになるので、BIOSでの設定変更は不要になります。
さて交換後の速度測定です。
どうですか、シーケンシャルは約2倍になり、ランダムアクセスにおいてはQ32T1では150倍になりました。Q1T1では54倍です。
実際に起動すると、HDDの時はサーバーやワークステーション特有の1分以上掛かる起動時間でしたが、SSDに変えたらあっと言うまにログイン画面が表示されます。時間にして10秒以下ですね。
Windowsの起動は爆速になり、こんなにも変わるのかと思いました。
古いHDDのノートPCなどは、SSDに変えメモリを増設するだけで爆速になるんじゃ無いでしょうか。
これで起動も速くなり、文句の付け用がないですね。
肝心のJTDXの性能ですが、Lagは相変わらず若干の+ですが、30局以上一気にデコードしても全然ストレスなく表示していきますね。
Windowsの標準によるインターネット時刻サーバーに同期する設定をやめ、NTPソフトをインストールして、そちらのソフトからインターネット時計に同期をとるように変更しましたが、殆どのズレが無く動いております。