太陽活動が活発になり、SSNの上昇と共にハイバンドのコンディションが日々良好となっている。しかし、6mはまだオープンするも時間が短い感じがする。
昨年の1月はVKが連日オープンしだして、賑わっていたイメージが非常に強い。少なくとも、オープンするとそこそこの時間は信号が見えた感じがしたのだが。
今年は、南北のパスがオープンするも時間的に短いことと、地域差がかなり有りDXの信号が見えないことが殆どだった。
それでもぽつぽつとVK/ZLが見えだしているので、急に強力なオープンが有っても良さそうなモノだが。
昨日はそんな思いもあり、12mと平行してワッチをしていると丁度12mの北米のパスが下火になってきたときに、T88RHの強力な信号が入感しだした。
非常に強力で真っ赤な太い帯となってウォーターフォールに表示されていました。
早速コールをしてみるも、これまた全然返ってくる気配が見られません。時折送信を止めてワッチしながらピックアップポイントを探すモノの、ピックアップしているJAが見えないのです。
多くの局がコールしているようですが、全部は見えないのでピックアップされている場所がさっぱり分からず。
最初はQRVしている周波数の少し下辺りでコールするも、返ってきそうな気配ずら感じられませんでした。
T88RHのQRVしている周波数を中心に、かなり下とかなり上を交互に行き来しコールしているが、まったく音沙汰無し。
信号が若干下がりだしてきているので、そんなに長い間は続きそうもないと感じ、若干離れた上でコールし始めると、やっとリターンが有りました。
T88RHは今年最初の6mのQSOになります。
その後ZL3RJとQSOし、VK5、VK7辺りをコールしようと思っている間に、信号は見えなくなってしまいました。
HF通して感じた事は、昨年は意外と離れた場所でコールする方がリターンの確率が高かったのですが、今年に入り離れているよりも割と近い場所でコールした方がリターンの確率が高いような気がします。
あくまでも個人的な感想になりますが、QRMを避けるためフィルタの帯域を絞っている局が有る感じですね。
ピックアップされる局がQRVしている周波数から上下1KHz以内の場合は、帯域が2.2KHz程度かと思われます。離れた周波数を拾わない局は、この可能性がかなり高いですね。
一般的に、最近のDSPの機種は帯域を3KHz程度まで広げて、ワッチしていると思いますが、逆に一定範囲の局のみ応答すると言う事で、フィルタを狭めている感じの局も時々見受けられます。
今出ている局がどちらなのか、少しワッチして見分けるとリターン率は向上する可能性が有ります。