公開日 2023年7月30日 最終更新日 2023年7月30日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日も無茶苦茶暑かったですね。ニュースによると、大西洋の海洋循環システムが温暖化で狂いだしており、半世紀後には完全崩壊し今以上の異常気象になると出ていました。
グリーンランドの氷が溶け出し、海水塩濃度が変わってしまっているので、海流の流れまで変わってきているようです。異常になるには、明らかな原因があるってことですね。
同じように、FT8のウォーターフォールを見ていると同じ+6の信号でも綺麗な信号と、子供がいっぱい付いた信号の2種類があります。
距離の違い以上に別の原因があるように感じたので、ちょっと考えてみました。
自分の所でウォーターフォールを見ていると、おせいじにも綺麗だとは言いがたい信号があり、それらは近隣の局であることがコールから分かりました。
方や、近隣で同じような強さでウォーターフォールが真っ赤になるのですが、子供はいない綺麗な信号もあります。
一概にそうだとは言えませんが、それらの違いはアンテナの差がだと思います。
近隣を例に取ると、ウォーターフォールが真っ赤になる信号でも、ビームアンテナでKWの場合子供は付いてきません。落成検査を受けているので、電波は綺麗なんですよね。一方周囲で、子供が出てる局は万歳DPを使っている局です。
自分もDPなので思うのですが、DPの場合DXを呼ぶと非力なのでどうしても目一杯リグのパワーを出すことを考えてしまいます。その方がリターン確率が上がると思っているからです。
従って、気がつかないうちにAF入力をガンガン上げているパターンが多いと思います。分からないですが、WSJT-XやJTDXのPWRスライドを目一杯上げている場合は最悪ですね。
確かにこのスライダーを上げれば飽和するまでパワーが出ますが、歪みバリバリになります。確か、説明書でも半分くらいにセットする事になっていると思います。
後はPCのOUTPUTを増やしていき、ALCが振れる直前にセットするのがStandardだと思います。
これを、PWRスライダーを全開、PCのOUTPUTでALCいっぱいにセットした場合には、子供が出のはほぼ確実ですね。
特にUSB入力出ない場合には更に顕著に子供が出と思います。
DXをコールするとき、電波が汚いと上手くデコードできずに呼ばれないだけで無く、周囲からのひんしゅくを買う可能性が大きいので、ALCの位置には十分注意したほうが良いですね。
1度セットしたらズレないと言う事は無いので、定期的にチェックをした方が無難だと思います。
自分もDPや針金アンテナなので、周りに迷惑が掛からないように十分注意したいと思います。