公開日 2024年1月17日 最終更新日 2024年1月17日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。冬型の気圧配置で、1日中強風が吹く日が続いていましたが、昨夜から少し収まって来たようです。今朝も冷え込んでいます。ただ、朝は放射冷却の影響も有りこれからの日の出時間が一番寒いですね。
さて、最近のペディでよく使われるWSJT-XのF/H以外に、MSHVのマルチストリームが有ります。WSJT-X自体はEMEでも使用しているので内容は分かっているのですが、MSHVに関しては全く情報を持ち合わせていませんでした。
しかし、最近7Q6Mなどが呼ばれる局数が増えてくると、マルチストリームで対応していますので、多分MSHVを使用しているのだと思います。
F/Hと違い、何処の周波数でもマルチストリームができるようで、2000以上のDFでも時折見かけます。
と言う事で、いったいどんなソフトなのだろうかと思い、インストールをしてみました。
インストール自体は簡単にできますが、設定がいまいちよく分からないと言うのが正直な感想です。
いわゆる設定を行う部分はOptionになっており、Optionをクリックするとこんなにも沢山プルダウンメニューが出てきます。
WSJT-XやJTDXのように設定はタブで分かれて1つで出てくる方が分かりやすいですね。
最低限Sound SetupとInterface Controlの2つの設定を行いモニターを開始しました。
設定内容的にはほぼ同じ内容なので大体分かりますが、微妙に表現方法が違ったりして迷うような部分も有ります。
そして、受信を始めてみたり、ちょっとコールしてみたりしたのが次の画像です。
ハッキリ言って、バンド切替もメニューバーからの切替ですし、一番戸惑ったのはWFの送信と受信の表示が赤色と緑色であるのですが、マウスでクリックすると両方がいっぺんに移動してしまうことです。
上の画像ですと、自分の送信周波数である1539に受信用の緑のカーソルも同じ位置にあるんですよね。WSJT-XもJTDXもコールしている局のDFに緑のカーソルがあります。
これはMSHVがマルチストリームで処理するときに複数の局を呼びますが、カーソルは1つしか無いので自分の送信する周波数にあるのでしょう。
ピックアップした局は、多分右側のウインドウに表示されて送信順番を待つような形になると予想されますので、相手が何処にいようが関係無いのでしょうね。
実際に少し運用してみましたが、さっぱり分からず。またLogもADIFではないようなので、現在メインで使用しているDXLabとの連携もできないのかもしれないので、この辺も解決しないと運用はできないですね。
ただ、朝の10mなどNAから数局呼ばれたときなど、マルチストリームが使えると便利ですよね。
もう少し調べたり、実験を繰り返したりして行きたいと思います。