公開日 2024年1月26日 最終更新日 2024年1月26日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。いやぁ~冬型の気圧配置が続いていますね。風が強いのと、朝の気温が連日マイナスになっております。雪はないですが、この寒さは辛い。
さて、TX5SはHF以外には6mと23cmのEME、そしてGreenCubeに出ているとのことで、狙ってみようと久々にGCにアクセスしてみた。
今回のペディの前に、GCでも珍が出ると呼び倒し状態になり限られたパスを有効に使えないと言う問題がありました。
その問題を解決するために運用ルールが制定され、さらにはターミナルソフトを作成しているOZ9AARさんがこのルールに沿う形でプログラムを更新しました。
自分は今までは別のGC DIGIと言うソフトを使用していましたが、ルールに沿った運用をするためにも新規にOZ9AARさんが作成したGC Terminalと言うソフトをインストールし、これを使ってアクセスをするようにしました。
今回のGC Terminalの特徴は、UHMと言う機能が搭載されており、このアプリを使っていることとインターネットに繋がっていることで、自分の信号が相手が受けたかどうかが分かる仕組みです。
そのため、自分のコールを相手が受けている事が分かればムダに呼ぶ事を抑えられて、ムダな潰し合いをしなくて済むと言う機能です。
相手が自分のコールを受けてさえいれば、相手からの返事を待っていればいいわけですから。
UHMとはyoU Heard Meの頭文字です。また、今回のTX5Sを呼ぶルールとして、コールするときは4桁のグリットで呼ぶとか、相手が73を送ってきたらこちらは73を送らないなどと、混乱を避けるためのルールが公開されています。
このソフトとルールの影響でしょうか、久々にアクセスしましたが以前程の呼び続けなどが激減しており、コールした相手と確実にQSOできるようになった感じがします。
これはハッキリ言って劇的な改善ですね。今までだと珍局が出てくると一斉に呼び、相手のリターンが分かるまで呼び続けるので、パケットの衝突が非常に多くて相手のパケットがデジピートされずにパスが無くなってしまった。なんてことがよくありました。
これが全くありません。非常に気持ちよいですね。
これがそのソフトの運用状態です。
未だ使い始めたばかりなので、設定が不十分だったりしている部分があり、いろいろと戸惑ったりもしました。
左のウインドウで、自分が送信しそれがデジピートしてきた信号が次のラインで表示されます。(上手くデジピートしてくれた場合)
そうすると、コールしている局の横にレ点が付いているのが分かると思います。このレ点が付くと、相手はこちらの信号を受けたよと言う印なんです。
このレ点が付けば、後は相手から順番でリターンが有るはずなので待っていれば良いと言う事ですね。今までは相手が受けたか分からないので、ガンガン呼び続けたりしました。
これは画期的な機能です。
最後の最後、ELが4°くらいになったときにTX5SのQRVを見つけました。最初にコールしたときは、パケットが返ってきませんでした。
その後もう一度コールすると、パケットの返信率が94%で戻って来ており、一瞬間を置いてTX5Sの横にレ点が付きました。
後は無事TX5Sからのリターンを待つだけですが、既にELは3°ですのでアンテナ方向には山があり受けられるか微妙な状況でした。
しかし、その後TX5SからRR73 Loggedの信号が返ってきたのをデコードしましたので、基本的にはQSOできたはずです。
但し、HFとは違いLivestreamsには載らないし、Logもその場でClublogにUploadされないので本当にOKなのか確認はできませんでした。
とりあえずOKで有ることを祈るしかないですね。
しかし今回のGC Terminalは呼び倒しのコールでウインドウが埋まることも無く、非常にストレスなく運用できるのが素晴らしいですね。OZ9AARさんに感謝しなくてはいけません。
朝起きて確認すると、Clublogが更新されており無事IO-117でLoginが確認できました。
これで一安心ですね。