公開日 2024年5月20日 最終更新日 2024年5月20日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今朝はかなりの雨が降っておりますね。雨音で目が覚めました。シャックのウエザーステーションを見ると、1時間に15.9mmの雨量になっておりますから、かなりの雨です。
さて、現在実施されているディトンでICOMブースからX60なる機種のキバンが公開されましたね。詳細は今年の夏日本のハムフェスティバルとのことらしいですが。
youtubeには動画が多数上がっており、それらの動画を見る限り大型の無線機であるように感じます。特にシールドボックスには入っているデジタルユニットが2つあり、RFユニットも2系統ハッキリ見えますので、2は同時受信は間違いないですね。
X60の60はICOMの60周年記念と言う事ですので、前回X50が50周年記念としてIC-7850が発表され、その後量産型のIC-7851が出ましたので、同じような内容であれば60周年記念モデルのIC-7860が発表され、その後IC-7861が量産型で出てくるのでしょうね。
現状のICOMの無線バリエーションから、IC-7851がフラグシップで有ることは間違いないですが、新技術を搭載しているのはIC-7610の方です。
今年やっと発売されたIC-PW2との連携は現状IC-7610を使用するとDPDも機能するように設計されています。
また、FPGAによるRFダイレクトサンプリング方式もIC-7610とIC-7300しか搭載されていません。
RFダイレクトサンプリング方式も未だ改善点が残されており、実質の最高性能はIC-7851となっております。
従って、予想としては現状のIC-7610の課題点を改善した新技術をIC-7851に搭載して、フラグシップなる地位を最新FPGA技術を付加し、確固たる地位にするための最高級機を出すのではないでしょうか。
IC-7800に比較してIC-7851は更に良くなったとの評判でしたから、そのIC-7851を更にモディファイしてくればかなりの期待がありますね。
価格は更に高くなりそうなのが唯一の難点ではないかな。当局と同じように、IC-7851が欲しいなと思っている方は、もう少し待った方が良いかもしれませんね。
更に面白い情報として、8月実施のN5Jのペディでは新しいF/Hモードが追加されるようで、Super Fox Modeと言われるようです。
呼ぶ側からは全く変わりませんが、運用する側が今までは最大5局の5スロットで応答していましたが、それが最大9局に応答する9ストリームになるようです。
従って、今までの約倍の帯域をリターン側で使用することになりますので、かなりの幅を使用することになりますね。
また、9ストリームになると1波当りの出力が低下しますので、最近のペディで見られたように、シングルストリームではかなり強くてデコードできたが、マルチストリームになると出力が分散されるので弱くなってデコードできない時が有ると言うのが、もっと顕著に発生するのでしょうね。
まあ拾われる局数が増えることは、QSOできるチャンスが増える事なので歓迎する機能ではありますが。
JAから見た場合、Jarvisは庭のような地域になるので、特に問題はないでしょうね。