公開日 2024年9月8日 最終更新日 2024年9月8日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今朝もよい天気になりそうです。昨日は残暑が厳しく、日中は非常に暑かったですね。大陸に上陸した台風11号はスーパー台風になったようで、上陸時には風速62mの突風となり、Youtube上では人が飛ばされたり建物が倒壊する動画が多数Upされています。
海水温が高い地域を移動してきたため、勢力は収まらず最大で920hpを切る強さだったようです。こんなのが日本に来たらどうなったでしょうかね。想像するだけでも恐ろしい。
さて、昨日は久々に工作を行いました。作ったのはAH-730用のコントローラBoxです。
IC-7610だったらAH-730のコントロールケーブルを直接コネクタに接続すれば良いんじゃ無いかと思われますよね。
現状、IC-7610本体のコネクタはMFJ-993に接続されているため、AH-730には接続できません。AH-730は80m専用の針金アンテナに繋がっており、今のままではIC-7610ではAH-730を制御できないため、80mにQRVできません。
そこで、AH-730を他社トランシーバに接続する場合と同じようなコントローラBoxを作成して、完全自動ではないですがAH-730を使えるようにしました。
AH-730をはじめとするICOMの外付けATは、4本のケーブルで制御されており1本がチューニング用、1本がチューニング状態を表示するもの、そして残りの2本が電源です。
その制御用ケーブルの変換ケーブルを作成します。ケーブルは余っていたローテータ用の6芯ケーブルを使いました。
片側はAH-730のコントロールケーブルに接続するコネクタで、反対側はコントロールBoxに繋がるコネクタで持ち合わせが5Pでしたのでこれを使いました。
基本は持っている部品だけで作る事をコンセプトに、配線も全て空中配線で収めました。
空中配線は見た目が悪いですが、ケースをしてしまえば見えませんのでOKとします。
後は背面の蓋をして完成。今回の工作にかかった費用は、プラスチックケースの数百円のみで、後は全て持ち合わせの部品で作成しました。
最終完成品はこれです。
これで電源を入れ、本体から10W程度で送信しTUNEボタンを押せば自動で実施されメモリに登録されます。
TUNE後は不揮発性メモリに状態が登録されるので、以降は電源を入れれば送信する度にズレていれば調整をしてくれるはずです。
今まではあまり80mを使う必要が無かったので放置しておいたままですが、コンディションが秋型に移ってきているので、80mのWAS狙い再開を考慮しての工作になりました。
針金アンテナなので、いまいちですがコンディション次第では十分遊べますので、QRV出来るようにしておくことが大事ですね。