公開日 2025年1月13日 最終更新日 2025年1月13日 by JE2UFF_Toshi
昨年行われたフランス領ギアナ FYのDXペディション。ガイアナほど大々的ではなかったし、パイルは確認できても実際の信号は見えなかったです。そんなフランス領ギアナですが、どんなところって思ったので調べて見ました。
そもそもフランス領ギアナは、遙か昔中学生時代から知っておりました。ナゼなら、当時流行った映画に「パピヨン」というのが有りました。この舞台がフランス領ギアナだったからです。
いろいろ調べると、元々はフランスの流刑地であったこと。現在は以外かもしれませんが、ロケットの打ち上げ基地のメジャーな一つになっていることですね。
お国柄、あまり観光は盛んではなくて、一部のフランス本土によるツアーが行われている感じ。従って、感顧客が意外と少ないらしい。
従って、観光資源には乏しいようです。
フランス領ギアナの位置
フランス領ギアナは南米の北東部、大西洋側に位置します。
引用:Google map
直ぐ横がPZ5RAで有名なスリナムです。その更に横が、今もペデイが行われているガイアナですね。
首都はカイエンヌで、植民地らしく中心部は碁盤の目のような道路が走っております。
引用:Google map
引用:Google map
引用:Google map
市街地にはあまり高い建物はないようですね。
実際に行く方法、運賃は?
実際にフランス領ギアナに行くにはどのようなルートで行くのか?当然ながら直行便な℃はないので、アメリカかフランスを経由していくようです。
アメリカの場合、日本からだとLA経由でフロリダのマイアミ空港に行き、そこから乗り換えのようですが、マイアミ以降の便は極端に少ないのでフランス経由が妥当のようです。
実際に現在、羽田からフランス領ギアナに行くルートと費用をチェックしてみました。
最安値は往復312,000円ですが、2回乗り換えになりシャルル・ド・ゴール空港では16時間待ちになります。
しかし、ここにも落とし穴があって、手荷物領が有料になりますので実際にはもっと高い金額になりますね。
次に安いチケットと普通のチケットが同じ便でしたので、手荷物領の比較をしてみました。
こちらは1回の乗り継ぎになり、かつシャルル・ド・ゴール空港での乗り換え時間も5時間に短縮されますが、手荷物料金が無いため往復で約40万のチケット代になります。
全く同じ便で格安ではなく普通チケットの場合は以下になります。
この普通料金は23kgまでの手荷物料金が含まれているために価格は578,350円と17万えんくらいアップしております。ビジネスクラスという事も違いがありますが。
そうすると、手荷物の量にも寄りますが一般的な23kg以下の手荷物料金と、長旅での快適さを求めたビジネスクラスでの差が17万円がであれば、17万払ってでも心身の疲れがない方が良いですかね。
空港とその他名所
カイエンヌ・フェリクス・エブエ国際空港は、市街地から離れた山側にあります。
引用:Google map
引用:Google map
引用:Google map
いかにも南米の小さな国という感じがします。
海岸線には綺麗な公園も多くあるようで、太平洋とはまた違った感じですね。
引用:Google map
そしてもう一つ有名なのが、フランス領ギアナで2番目に大きい街となるクルーです。
引用:Google map
ここにはギアナ宇宙センターがあり、博物館にもなっているようです。
引用:Google map
ロケットを打ち上げるの場所で有名なのは、アメリカのケープカナベラル宇宙基地と、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地、そしてフランス領ギアナのギアナ宇宙基地ですからね。
この南米の小さな国にこ宇宙基地があるんです。
そして映画の舞台の島
そして、最初に話した映画の舞台となった島が、このフランス領ギアナにあるのです。
引用:Google map
先の宇宙基地があるクルーの沖合に、あるディアブル島です。英語読みだとデビルス島になると思います。アルフレッド・ドレフュス刑務所と言われるようで、今は椰子が生い茂り刑務所の残骸も少ないですね。
引用:Google map
1852年にフランスの政治犯や重犯罪者を収容するための監獄が設置されていましたが、現在は監獄の後地が観光名所になっているようです。
アメリカのアルカトラズ島のようなものでしょうか。
中学生時代に見た映画はかなりインパクトがありました。監獄の中を這い回っている虫を食べ、チャンスを見ながら監獄から脱出する物語だったのを今でも覚えています。
まとめ
フランス領ギアナは日本の反対側に位置し、行くためにはフランス経由で行くのが最適。
また現地は、観光資源が乏しいために観光客がいない事が魅力になっている。また過去には流刑地でもあったが、現地の治安は南米にしては比較的良いとされており、フランス語圏ですが英語も十分通じるとの事。
むしろ、ロケット関連の技術者がいる関係で英語が通じたり治安が他の国よりも良かったりするのかもしれません。
観光客が少ないと言う事は、逆に言えば何処に行っても観光客は歓迎されると言う事です。
但し、歓迎されるから安心するのでは無く、やはり騙されたりしないような注意や、夜間は外出しないというルールは守った方がよさそうですね。