公開日 2020年6月23日 最終更新日 2020年6月23日 by JE2UFF_Toshi
こんばんは。WSJT-Xが早くも2.2.2にUpdateしましたね。今回のUpdateの内容は以下の通り。
① フィールドデイ(FD)で運用するステーションは、このリリースにアップグレードする必要があります。このリリースがないと、セクションをPEに設定できません。また、重要なのは、このアップグレードなしでPEから動作しているステーションからのコンテストメッセージをデコードできないことです。
※PE=Prince Edward
②FT8デコーダーが通常モードと高速モードで高速化されました。
この変更により、デコードの数を犠牲にすることなく、v2.1.2に近いデコード速度が得られます。
特にRaspberry Pi Model 3などの低速のシングルボードコンピューターユーザーを対象としています。
③翻訳された文字列を大幅に改善してくれたユーザーインターフェイス言語翻訳の貢献者に感謝します。
④DXコールフィールドが変更されると、DXグリッドフィールドが自動的にクリアされるようになりました。 グリッドに入る前に、コールサインの入力を完了するように注意する必要があります。
何時もFT8で運用している当局などは、②の謝恩を受ける事ができそうですね。この項目を見ると、デコード速度は2.1.2の方が早かったと言うことに成り、今回のUpdateでおなじになったということなんですね。
途中でデコード表示するので早くなった感じがしましたが、最終的なトータル時間では遅かったと言うことだったということには驚きました。
戻ってインストールするのが楽しみです。