おはようございます。予想より台風8号は東寄りに進路を取ったので、当地では雨もほとんど降らず、風の影響もありませんでした。
北関東から東北の方々は進路に当たると思いますので、十分注意してください。
さて、FT8の弱い信号がデコードできない事についていろいろと調べていましたが、そもそも基本的な設定ができていなかったことが、昨晩判明しました。
オーディオの入力レベルですが、一般的には60dBくらいに設定するという事が言われています。しかし、その前に実は設定する事があったんですね。
個人的には、今までマニュアルを細かな部分まで読んでいませんでした。
改めて、マニュアルを読み直した時に気がついた事ですが、オーディオの入力を60dBに設定する前にやるべきこととしては、無信号時のレベルを調整し設定するということです。
お恥ずかしながら、マニュアルを読むまで知らなかったことなんですが、まず最初に無信号状態にしてリグからのオーディオ入力を30dBに合わせます。
その後、信号を入力しPCのマイクレベルを調整して60dB付近に合わせ込みます。
こうすることで、まずノイズフロアのレベルをキチッと設定するということですね。そして信号を入れた時の入力レベルはPCの入り口で調整する。
実際に効果があったかどうか、かなり微妙な感じですが若干良くなったような気もします。
そもそも、弱い信号がデコードできないのは波形がノイズや歪を伴っているからデコードできないのではないかと考えたからです。
-21dBでも簡単にデコードするときは弱くても波形がある程度しっかりしているように見えます。しかし、-17dBでもデコードできない信号は両端が滲んでいるような感じになっています。
この波形の違いがデコードできるかできないかの違いではないかと考えました。
FMなどですごく強い信号だが、マルチパスで変調が歪んでいたりして復調できないのとおなじではないでしょうか。
まだまだ調べていくと、アレ?って言うことが有って面白いですね。残念なのは、CWのように人の能力強化で解読できるわけでは無いことですね。