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[DIARY] 知らなかったLoTWの新しいルール

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公開日 2021年12月5日  最終更新日 2022年9月8日 by JE2UFF_Toshi

おはようございます。朝から40mをワッチしておりますが、ビーム組ではないためEUの信号はカスカス状態。皆さんがQSOをしているのを指をくわえて見ている状況ですね。

 

さて、昨日インストールしたDXkeeperですが、ログ自体のインポートは無事完了したのですが、そのログとLoTWのログをシンクロさせようとして、CTRL+Sync LoTW QSLsをクリックすると、2秒後にストールしてしまう。

これはPCを再起動しても全く同じ状態で、うまくいったかなって思っても、2秒後には”Unable to download from Lotw: Invalid Request” と言うポップアップが出て終了してしまいます。

それでは直接LoTWからダウンロードすれば良いのかもしれない、そう思ってLoTWにログインし、ダウンロードのスタート期日を自分のログの最初の期日に設定しダウンロードボタンを押すと、今度は以下のようなメッセージがでてLoTWがストップしてしまう。

Error 503
Page Request Limit!
Only one page request per user at a time is allowed.
Please allow sufficient time for the previous page(s) to finish loading before submitting any further requests.

これは本当に困った、そう思ってしまいました。

 

ネット上で調べても、うまくいっているような記事しか見つかりません。自分のPCの設定が悪いのだろうか?そう思いましたが、諦めずにネット上を探しまくりました。

そうしたところ、DXlabのMLで同じような現象で困っている投稿を見つけたのです。しかも日付を見ると5月頃の投稿なんてすね。

 

投稿のスレッドをずっと追っていくと、ヒントが書かれていました。

これらの失敗は、LoTWアカウントからすべてのQSOまたはすべてのQSLを “頻繁に “ダウンロードする運用者や組織による “悪用 “を防ぐためにLoTWに加えられた最近の変更の結果であることを、Webブラウザで再現することができることがさらに証明しています。私の知る限り、この変更は発表されておらず、影響を受けるロギングアプリケーションでテストされていません。
障害報告の割合が増加しています。同様のダウンロード失敗が、GridTrackerのユーザからも報告されています。

つまり、LoTWがシステムを変更していたが、アナウンスはされていないので、この機能を使用したアプリケーションでは同じような不具合が発生していたようです。GridTrackerも同じような問題が発生し、ユーザー間で議論になったようです。

その結果、GridTrackerはアプリが立ち上がった時点でのLoTWへの同期は行わないように修正し、ストールを回避しているようですが、根本的な対策にはなっていないようです。

 

 

と言う結果から、それではLoTWと同期を取ることができなく、現状ではDXkeeperの利点を活かせないと言う事になってしまっています。

しかし、暫定対策としてとりあえずLoTWとの同期を行う事として製作者から有る方法が提案されていました。

自分も同じ事を実行したら、Sync LoTW QSLsのボタンの下に同期した日付が表示されました。

その方法は以下の通りに行えば実行できます。但し、LoTWのログデータの量によりダウンロードファイルの大きさは大きくなり、また取り込むのにも時間が掛かるようになります。

ちなみに、自分のLoTWのQSLデータは23000件強で、ファイルサイズは16 MBになりました。

  1. DXKeeperのDatabasesフォルダ内にLOTW_QSLs_ADI.txtがあれば、これを削除する。
  2. QSL Configuration “ウィンドウのLoTWタブで、”PC has no internet connection “にチェックを入れる。
  3. メインウィンドウのQSLタブで “QSL Via “パネルをLoTWに設定する。
  4. すべてのQSLをダウンロードしたいと仮定して、メインウィンドウのQSLタブの「Sync LoTW QSLs」ボタンをクリックしながら、CTRLキーを押す。
  5. DXKeeper Sync LoTW QSLs (no internet) “という小さなウィンドウが表示をするが、このウィンドウのOKボタンはクリックしないでそのまま表示させておく。(後でクリックする)
  6. 先のポップアップが出ると、WindowsのクリップボードにLoTWデータをダウンロードするURLが入っています。Webブラウザのアドレスバーをクリックし、CTRL-Vを押してURLを貼り付けてる。
  7. ウェブブラウザのアドレスバーにマウスカーソルを置いたまま、Enterキーを押すと、ブラウザがLoTWにリクエストを伝え、LoTWが結果を含むファイルを作成するのを待ち、そのファイルをLoTWからあなたの「ダウンロード」フォルダにダウンロードします。
  8. ダウンロードが完了したら、ダウンロードしたファイルをLOTW_QSLs_ADI.txtにリネームし、DXKeeperのDatabasesフォルダに移動させる。

  9. 最後に、手順5から表示されている「DXKeeper Sync LoTW QSLs (no internet)」ウィンドウでOKボタンをクリックします。DXKeeperはLoTWからダウンロードした情報の処理を進めます。これにはファイルサイズにもよりますが、しばらく時間がかかります。
  10. QSL Configuration “ウィンドウのLoTWタブにある “PC has no internet connection “のチェックを外します。
  11. DXkeeperを再起動して完了。

 

この方法で自分は一旦全データの同期が取れたので、後はUpdateをしていけば良いことになりますね。

まだまだ使い方が分からない事が有ったり、皆さんがやっているとおりに動かなかったりすることがありますが、都度1つ1つを解決していけば良いことですから。

1つのログアプリで何でも機能を持っているのでは無く、機能毎のアプリの連携により実現する方が、不要な機能まで持っていないのでこのDXLabの考え方は良いですね。

自分は、LoTWで取得できるアワードの管理をしたいと思い、DX4WINからDXkeeperに変更をしました。もう少し使い込んでいき、不具合が見つかったときは備忘録としてここに残していきたいと思います。

 

ABOUT ME
JE2UFF_Toshi
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
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