公開日 2023年1月17日 最終更新日 2023年1月17日 by JE2UFF_Toshi
暖かい日が続きましたが、今朝は少々冷え込んできました。春が来たかと思わせる陽気でしたが、また例年通りに戻ったようですね。未だ1月半ばですから、今から春になったら夏がどうなるのか心配になりました。
さて、先日リリースされたWSJT-X 2.6.0ですが、いろいろとバグ報告がされており、特に6mでのQ65のT/R時間設定が切り替わらない等が言われていました。
それらの不具合や、その他を含めて最新版のWSJT-X 2.6.1がリリースされました。
リリースノートは以下の通り。
WSJT-X 2.6.1 is mostly a bug fix release for Q65. It has the following
changes since release 2.6.0:– Fix a flaw in Q65 mode that prevented proper display of the T/R
period spinner.– Make the initialization of the decoded text font more robust.
– Better initialization when starting the program in FT8 Hound mode.
– Fix a bug causing program crash with more than 100 decodes in a
single FT8 sequence.– Fix a compiler warning on macOS.
– Correct the reference to “ARRL International Digital Contest” in the
Release Notes.
和訳は以下
WSJT-X 2.6.1は、ほとんどQ65のバグフィックスリリースです。 このリリースには、次のような特徴があります。
2.6.0リリースからの変更点– Q65モードで、T/Rピリオドスピナーが正しく表示されない不具合を修正。
– デコードテキストフォントの初期化をより強固に。
– FT8 Hound モードでプログラムを起動する際の初期化を改善。
– 1つのFT8シーケンスで100以上のデコードを行うとプログラムがクラッシュする不具合を修正。
– macOSでのコンパイラの警告を修正。
– リリースノートで “ARRL International Digital Contest “への言及を修正。
EMEのEchoモードでも何やら不具合が報告されていましたが、そちらは直ったのかなぁ。