公開日 2005年1月4日 最終更新日 2005年1月4日 by JE2UFF_Toshi
今日は予定通り早朝いつもより早く起き、7MHzのワッチを始めた。しかし、何も聞こえない。と言うか、耳がついて行かないようだ。RTTYの場合は耳ではなく、デモジ性能により符号が復調出来るかどうかで、後は出てきた歯抜けの文字から単語を推測するのが関の山。しか~し、アナログモードはそうはいかない。自分の耳だけが頼りなのである。もちろん、或一定以上のリグとアンテナが有った場合であるが。
話を元に戻すと、ノイズしか聞こえないのである。そんな馬鹿な! 実は自分の耳がついて行ってないだけで、DXは結構入っているのである。CWの復調練習を兼ねてそこそこ強い局をしばらく聞いてみる。
或一定のリズムで打ってくれる局は、スピードがそこそこ速くても聞き取れるものだ。EXTRA取得時期は100wpm程度は問題なかったのだが、RTTYにはまってからはてんで耳が劣化しているようだ。しばらくノイズ混じりの信号を聞いているうちに、少しずつだがノイズと信号の分離が出来るようになってきた。嘘のようだが、これ本当の話で最初聞いた時は本当にノイズしか聞こえなかった。
朝食までの間、約2時間ゆっくり聞きながら耳を慣らした。おかげでQSOはそんなに多くは無い。バリバリのDXerから邪魔だって言われそうだ。しかし、つくづく思ったけれど勘所は大事ですね。何事にも共通する事柄ですねな。数年に渡り、ノイズに埋もれた信号など聞いたことが無かったので、どれがノイズでどれが信号がが解らない。ましてや、今の時間ならどの辺が聞こえてくる等、まさにDXの勘所そのものである。復帰して半月足らずで一人前にやろうと思っても、流石ノー感状態では下手な鉄砲を数撃っても当たるわけが無い。
改めて、DXはワッチであると言う事を認識した。このワッチとは、聞くと言う事により勘所を鍛えると言う事が根底に有るんだな。いざと言う時、混信の中から自分のコールを聞き分ける能力も、この勘所なんだろうな。
と言うことで今日のQSO(全部7メガCWね)
HS0ZBS 7007.66
YU7AU 7008.74
OE50CIQ 7006.36
S52OT 7008.92
UX2IO 7010.60
EA6AFF 7005.38