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公開日 2018年1月4日 最終更新日 2018年7月25日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。ここの所、EUとの偏波面が合わずに信号すら聞くことが出来ない状態です。MoonSkedで確認すると、EUとのパスは偏波が90度近くずれますので、JAでは垂直偏波の局が有利になっており、QSOしている方は殆どが垂直偏波の局です。
逆に、近場のアジアは偏波の差が10度前後なので、同じ偏波面の方が信号をピックアップしやすく、同じJAの信号も偏波面が合った局しかピックアップ出来ません。
そう考えると、偏波面が変えられるパラボラなんかが良いようですね。EMEをやってはじめて実感するこの経験、面白いですよね。
そんな訳で、今年の秋のARRL EMEに合わせて、垂直偏波のアンテナを組み込もうかと考えていますが、現状のアンテナへの影響度がどのくらい有るのかを確認したく、この冬休みに久々にMMANAをつかって解析をはじめました。
しかし、ここで一つの問題にぶち当たり、数日悩んでいます。
まず、上下のスタックの1組をモデリングし、それを水平にコピーした2x2のアンテナモデルと、MMANAの機能で2x2にした場合では、結果が違っているのです。
まずこちらは、全部データを入れた2x2の場合
分かるとお思いますが、基準になっている方はインピーダンスも合って、SWRも低いのですが、横にコピーして配置した方はインピーダンスが倍になってSWRも高くなっています。
従って、電流分布も差が出ています。
もう一つが、MMANAのスタック機能を使ってモデリングした場合です。
インピーダンスの乱れもなく、綺麗に整合されているのでSWRも低いです。なによりも、電流分布も均一になっています。
どうしてこうなるのかが理解できなく悩んでいます。初歩的なことなのでしょうが、MMANA自体久々に触ったのですが、殆ど忘れている自分にびっくりしています。
MMANAの機能を使ったモデリングは良いとしても、何故コピーしたものが全く同じにならないのかが理解できずに苦しんでいます。
オリジナル側の影響があるのかと思い、コピー側だけにしても全く変わらないので、何か別の問題があるのかと思っています。
こんなこと考えていると、アッと言う間に1日が終わってしまうんですよね。
仕事の関係で、来週も実家から通うので少し余裕はありますが。
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