公開日 2005年2月14日 最終更新日 2018年4月21日 by JE2UFF_Toshi
土曜日からWPX/RTTYコンテストに参加していたが、改めて756PRO2の実力に関心した。今までのIC-780では到底復調出来ないようなシチュエーションでも難なく復調してくれる。おかげで、C6をゲットする事が出来た。
問題のシチュエーションは国内SSBが出ている周波数とほぼ同じ周波数にC6AKQが出ていた。国内SSBがSTAND-byした時の間に何となく解る程度であったが、756PROから付いたTwin-Peek-FilterをONすると、了解度が80%程度迄上昇する。無いと40%以下でコールはCQ連発を聞いていると何とか解る程度であるがレポートまでは。
音声帯域の一部と競合するが、それでもRTTYのM/Sにピークを持たせたことにより復調特性はぐーーーーーんと上がる。これはRTTYを専門にやっていないと解らないことであり、貴重な機能の一つと考える。
但し、狭帯域のためにリンキング気味なので、常用は出来ない。出来ても後で耳鳴りがするのでお勧めはしない。話は元に戻して、Xtalフィルタだけでは絶対に出来ない芸当であり、RTTYを専門に運用する
方にはお勧めのリグである。オールモードで運用されており、主力はCW/SSBの方は他に良いリグはたくさんあるのでそちらに譲るが、RTTYを専用にやるので有れば絶対にお勧め。
このツイン・ピーク・フィルタで今回のC6、前回BARTGの5U7と無ければ混信で解らない状態もばっちりでしたから。
後は、バンド状況に合わせてMMTTYのデモジのフィルタを変更したり、帯域を変えたりするとそれなりの効果が体感出来ます。
今回も金曜日から連休で、月曜日は朝から会議があり休暇を取れなかったのでフルエントリー出来ませんでしたが、そこそこ楽しめました。皆さんの耳の良さには驚かされる場面が多々有り、指をくわえる事が多かった週末でした。