鉄のカーテン｜ほぼ時々　むせん見聞録

公開日 2005年9月25日　最終更新日 2005年9月25日 by JE2UFF

　今朝のDXは苦労した、KG4OXだ。我がロケーションからカリブ方面には下図のような6600Vの高圧線による鉄のカーテンで覆われている。

北東　北米、カリブ方面
　この鉄のカーテンによるガードはハイバンドに行くにつれて顕著に表れる。今の時期、太陽活動の関係で28MHzは思ったほど開けないが、21MHzはまだ結構オープンする。今朝もそうだ。たぶん打ち上げ角の関係だと思う。この高圧線より高くすれば問題ないが、そうも行かない。40mはこの高圧線の上を通るようだが、15m以上は確実に中を通過すると思われる。
　そんなわけで、40mでは難なく出来るカリブも15mではかなり厳しくなる。一発目のPJ2Bはそうでもなかった。時間が経過するにつれて信号が上がっていったので、そんなに待つことも無かった。しかし、KG4は最悪。時間が経過し信号が強くなるにつれて、パイルも大きくなっていった。苦手意識が有るから特に気合いがいまいち。
　よく知ったコールの人がピックアップされていく中、ひたすらコールをした。1時間弱かかって、やっと取ってもらった。1時間近くコールしたのは久々だ。最近も、そこそこパイルに参加はしているが、ここまでコールし続けたことが無い、と言うか途中で諦めている方が多いような気がする。
　私の所からはカリブはアフリカと違い、聞く事も格段に少ない。みんな強いと言っている信号もカリブ方面は並以下になってしまう。その反面、中東、アフリカ方面に関しては特に苦労をする事が少なかった。まあローケーションだけはどうにもならないですからね。山の上にでも行けば良いが、それはそれでまた他に問題が出ると思う。
　しかし、久々に出来たカリブでした。80mの雑魚以上に感動が有りました。今日は良い1日のスタートがきれました。