フィルタ通過帯域
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公開日 2006年4月4日 最終更新日 2006年4月4日 by JE2UFF_Toshi
昨日の続きですが、ローバンドシーズンを振り返るとアナログ機のIC-781Lの方が良く聞こえたと言う結果でしたが、次はRTTYの復調についての運用比較です。
IC-781Lは旧型のリグの為にRTTYとCWでキャリヤポイントを変えていないタイプのリグです。
言い方が可笑しいかもしれませんが、CWモードにおいて250Hzフィルタの中心にキャリヤが通過するように設計されております。従って、250Hzの場合には±125Hzが-6dBの通過帯域になります。
所が、RTTYの場合にはマークとスペースのシフト差が170Hzとなっているので中心周波数よりも170Hzずれたのでは、片側の信号が通過出来ないことになります。500Hzのフィルタの場合には中心周波数より±250Hzですから問題はないのです。
そこで250Hz設定でRTTYを使用する場合には、ツインPBTを少しずらしてスペース信号がフィルタスカートの肩に掛からないように設定する必要が有ります(IFシフトですね)。これが、デジタルの場合には自動的にFWで変更されるので気にすることは有りません。
これがフィルタ通過帯域に対する問題点でした。これはその都度ずらすしか有りません。もっともCWの場合にはこれくらいずらしても関係ないので、常にずらしておくと言う方法も有り私はそうしていますと言うか、ずらしたままよくく忘れるのでずらしたままと変わりません。
次に、756PRO2のFWによるTPFですが選択度の上昇と共に音圧レベルも上がり、そのまま聞いたのでは雑音音量が増加し聞くに耐えない状況になります。そこで、通常はRFゲインを下げて使用するのでモード変更時にいちいちRFゲインのボリュームを可変する煩わしさが有りました。また、音量が大きくなっただけで、選択度も変化したか実感があまり得られませんでした。
これを外付けのDSPフィルタで行うと、音圧レベルの上昇は無くかつ、選択度が上昇する分復調が良くなるのです。耳で聞いている感じも疲れず、非常に快調で内蔵のTPFより良いのではないかと言うケースも有ります。
また、この外付けのDSPフィルタを使用すると、波形の成形も一部行っているようでMMTTYのリサージュ波形もはっきり表示するようになるし、2つのピークの山の形も裾が広がらず目的信号を確実に選択しているようにも見えます。意外と復調特性も高くなり、DSPの最新機種よりコンディションの状況によっては良くなると言う話で、特に40m/80mのRTTYで効果が感じられます。ここでも古い機種はローバンドのRTTYに於いては十分に使えるとの話でした。ハイバンド(21MHz以上)はもともとノイズが少ないので大差は無いかと思われますし、むしろ受信感度の差が出てくるかな。
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