公開日 2008年1月17日 最終更新日 2008年1月17日 by JE2UFF_Toshi
モールス符号の聞き取れるスピードについて、旧電信級は25字/分、旧2アマは45字/分、旧1アマは60字/分の聞き取りスピードだった。
むかしむかし、練習を開始した当時、25字ってとてつもなく早く感じた。しかし、慣れは恐ろしい物で、仲間内で練習をしている間にあっという間に60字位まで直ぐに取れるようになった。
実際のQSOをしながら、殆どがラバースタンプQSOだった為にスピードもそこそこに対応出来るようになり、腕試しとFCCのコールが欲しいが為にFCCの試験を受けるようになった。
しかし、ここでFCCのCWはwpm単位でかつ平文を2分間(だったかな)の受信の後、設問に答える方式であった。この平文が曲者で、たまにわざと間違えて地名を打って居ることもあった。幸いなことに、打ってくる文を100%もしくは70%以上を正しく聞き取れと言われると、殆ど自信が無かったが、その平文内容に対する設問だった為に聞き取るポイントをオペレータ名、地名、天候、リグ、アンテナ等と的を絞りその部分だけは確実にコピーできるように頑張った。
おかげでCWの聞き取りは1度もミスすることなくExtraまで登りつめることが出来た。しかしあれから十数年が経過した今、頭の老化も手伝いなかなか高速について行けない事実が判明してきた。
CW Freakで挑戦してみた所39wpmがMax、Rankingを見ると50以上でないと上位に食い込めない・・・大体、wpmを字/分に変換するとどのくらいになるのだろうか?
5wpm=25字/分だそうだ。そうすると、旧1アマの60字/分で12wpmと言うことになる。で有るならば、現状のMax39wpmは195字/分と言う事になるではないか。
そう考えると、39wpmは決して悪い数値ではないと思えてきた。しかし、世の中は広くて50wpmも行けば250字/分と言う事になる。この数字が実践とどんな関係が有るかと言われれば、コンテストではかなり効果を発揮しそうだと思うし、ローバンドなどの聞き取りにくい状態での直感的な判断を磨くと言う意味からも効果が有るかもしれませんね。
しかし、通常QSOにしてもコンテストにしても2局間の交信です。従って、相手が取れるスピードでなければ、自分ばかり早く取れたり打てたりしてもしょうがないってことも忘れてはいけないですね。
でも聞き取れないよりは聞き取れた方が良いので、せめて夢は大きく100位以内に入れるように頑張ろう。