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スモールループの調査・修理

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公開日 2009年5月4日  最終更新日 2018年7月29日 by JE2UFF

今朝あまりに聞こえないのでスモールループをアンテナアナライザーでチェックすると、なななんと共振点が5.2MHz付近に移動していた。

今までそんな事は無かったのでタワーに登り各部所の目視チェックを行ってみた。特に悪いところは見つからないので、直接アンテナアナライザーを付けてチェックしてみる。

共振点は1.822MHzでSWRが1.3、R=55なので特に悪いところ間見つからない。シャックで図ると共振点が同軸の容量で上にシフトする事を考慮して、せっかくなので共振周波数を1.817MHzに再調整した。相変わらず共振用のバリコンの同調点はクリチカルなので、おおよそのあわせた後、出力側にシリーズに入れてあるバリコンで微調整を行う。

調整は大体思うように行ったので、再度同軸を接続してみる。この時、以前は気にしていなかったが今回思いっきりねじ締めても、Mコネクタの部分に0.5mm程度のガタが発生する。

すなわち、アース側の接触がすごく不安定になっているということだ。ビニールテープ、自己融着テープを巻くと一見ガタがなくなったように見えるが、実はガタを一歩方向に押し付けているにすぎない。

この状態では非常に不安定なのではないだろうか。

案の定、シャックで図るとまたズレているではないか。アンテナを回すとフォーミングした同軸が動くので接触状況が変わりOKになったりする。

よくよく調べていくと、同軸のMコネクタにも大きさの差異がある。最近のコネクタではガタが発生するのです。

右が最近のもので、左が古い物。コネクタの大きさも若干違うし、外側のねじの切り始めも2mmほど新しいのは奥に入っている。

スモールループのMコネのメスは、実はMFJの残骸からはずしたものなのでJIS規格にはマッチしていない。従って、最近のコネクタを使うと一番締め込んでこれでもかと言う位置でもガタが出る。

旧型コネクタではそのような事は発生せず、ビシっと固定される。さあ困ったものだ。マッチングボックスにしても、同軸側にしてもコネクタを交換するのは至難の事。ここは旧型のコネクタのケーブルをマッチングボックスに取り付け、中継コネクタを用いて現状のケーブルに接続するしかない。160mの受信用なので多少のロスは現状より遥かに良いはず。

しょうがないので中継コネクタを使用してどうにか全ての箇所にガタ無く接続する事が出来た。

シャック内でアンテナを回しても今のところは安定しているようだ。継続的にワッチは必要かと思われます。

シャック内で再確認すると、予想通り少し上にずれてはいましたが、まずまずの状況になっております。風とか雨でなく、意外な所に問題が潜んでおりました。夏頃に作り直す頃には、マッチングボックスも作り直す事にします。

とりあえずは直ったようです。

ABOUT ME
JE2UFF
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
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