公開日 2009年10月18日 最終更新日 2009年10月18日 by JE2UFF_Toshi
今シーズンに入り不調が続いていたスモールループ。昨シーズンは良く働いてくれ大きな前進をしたのですが、今シーズンはさっぱりでシャントフィードのほうが良く聞こえる。
何故なのか???未だに理由が解らなかった。もちろん今も解らない。しかしながら、そうは言っても何とかしたいのが人情。いろいろ考えながら週末になるとトライはしていました。
昨日、4ターンを皆さんがやっていると同じ2ターンに戻したのですが、インピーダンスメーター上は50オームに近づき直った感じになっていたのですが、今朝使用してみると何とマッチングが取れた外付けATTのような感じで何にも聞こえない。むしろ悪化している・・・・
何故なんだろう、未だに良くわからないので本日も降ろしてマッチングボックス内も再度作り直しに。
マッチングトランスもインダクタンスはHJ通りに巻いても相変わらず足りませんが、インダクタンスを測定すると大体1:5になっていたので多分使えると判断。昔、一番最初の時と同じにしましたが、結合係数を上げる為に1mmのPEW銅線をハンドドリルでバイファイラに巻いた物をコアに巻きました。
使用しているポリバリも回転しているのを見ると、挟んであるポリシートがくしゃくしゃになるので、この辺も駄目になっているのかと思い共振用をエアーバリコンに、インピーダンス整合用は新品のポリバリに交換。
何か前より同調点の調整が一段とシビアに成ったようです。エアバリに変えてQが上がったのでしょうか、プラスチックのダイヤル経由でバリコンを触っているのですが、若干人体の影響が有る様で手を離すと同調点が少しずれます。
バリコン以外の周囲に触っても変化無いので、バリコンの容量の変化だと思います。
リアクタンス分を完全に打ち消すことが出来ず、SWRは1.4までしか下がりませんでしたが、まあ受信という事で諦めました。1810-1830が大体SWR=2.0以下の範囲ですが、これを超えると急激に2次曲線的に悪化します。
午前中に再組み立てをして再度タワーに取り付けました。夕方になり、160mを聞いてみたところ少なくともATTにはなっていないようです。
本日は風が強くタワーを伸ばせないのですが、聞いた感じではシャントフィードと大体同じ位か少々ノイズが少ない分良いように感じます。
確認したのは1828に出ていたK4Mと1824付近に出ていたKH6.メーター読みではやはり15dB位ループの方がゲインが低いのですが、ノイズレベルが下がる分若干よいような感じはします。
しばらく使ってみないと解りませんが、少なくとも前シーズンに近くなったような気がします。あくまでも気がする程度。
しばらく確認して駄目ならまた作り直し。160mのループ作りは、殆どライフワークのようになってきています。
それでも復調方向に向かっているんで良かったかな。