公開日 2009年12月21日 最終更新日 2009年12月21日 by JE2UFF_Toshi
コンテストでQSOした局が沢山あっても、昔はなかなかQSLの入手が困難だった。特に、カリブ等でワールドレコードを狙うようなチームでは、自分では想像を絶するほどの局とQSOをするので、コンテスト終了後の処理に時間を取られて請求してもなかなか来ない事が多かった。
どちらかというと、忘れた頃にやって来るケースが多いような・・・・
しかし、時は流れてPC化が進みCabrillo形式のログによる電子化が進みました。現状では、ほとんどのコンテストがe-mailによるログを受け付けており、電子化することにより重複やミスコピーが見つけやすくなり、正確な得点が計算されるようになりました。
CW-WW等は、提出した電子ログに対してチェックした結果が各自にID/PW形式で連絡が有り、各個人が内容を確認することが出来るようになりました。
昨年のWW-CWでのミスコピー率は約8%程有ったように覚えています。危うく、チェックログになってしまう所でした。
このように電子化が進んだことにより、コンテストソフトでCabrilloファイルを生成する時点でオプションを選択するとADIファイルが同時に生成されます。
このADFファイルをTQSLでtq8のファイルに変換してあげれば、アッと言う間にLoTW用のログが出来てしまうのです。
このログをLoTWへUPすれば、アッと言う間にコンテストのQSOの電子QSLが直ぐぬ入手出来るのですね。従って、紙のQSLはゆっくり請求してもDXCCへのエントリーはLoTWで済んでいますので問題ないわけです。
先程LoTWをチェックしたら、土日の9A-CWのログが既にアップされておりました。最近はLoTWの普及によりコンテスト局が直ぐにLoTWにUPしてくれるので、昔のようにQSLの回収が焦げ付くような事もだいぶ少なくなりましたね。
ちなみに最近のコンテストでLoTWでゲットできたのは、EA6IB、V47NT、YS4U、P49Y、OH0Z、HI3A、LX7I、ZF2AM、TK5EP、PJ2T等々です。
一生懸命にSASEを送り、じっと処理されるまでを待っていたことを考えるとあっと言う間です。
紙のQSLも欲しいですが、とりあえずDXCCに申請するのであれば、LoTWの方が大切なQSLを送らなくて良い分気持ちが楽ですよね。
コンテスト意外でも毎日ログはアップしておりますが、大体1週間で50位のQSLの返信が有りますね。
本当に便利になりましたね。