久々に脇目もふらずにWPXに参加した。40mシングルでの参加の2日目となる日曜日、夜間におけるコンディションは最悪。夕方は特に問題なく北米方面も割と早い時間から開けていた。
17時頃には既にP49Xも強力に入感し、期待を予感させるコンディション。夕食前にV31MUまでQSO出来一旦夕食を取り若干TVワッチ。
21時より再開するものの、バンド内が強烈なパルスノイズで覆われているではないですか。スコープで見る限りRTTYバンドは全滅で、加えてスタティックノイズのようなノイズも有り、とても聞けたものえはない。
CWと違い機械が判読するために、こんなにノイズが有ったのではまともにプリントしない。どうにかこうにか北米の強い局のみ拾える程度。
こんな状態ではやってもしょうがないなと思いながらもワッチはしていたが、前日の疲れで知らぬ間に居眠りをしていた。
午前0時を回る頃より、霧が晴れるようにノイズが全て無くなりバンド内がクリアになった。ここから再び戦闘開始。
土曜の夜以上にコンディションはよろしいようで、バンド内は強弱様々な局で賑わっている。今までサイクルの上昇時期に無線をやった事が無い(サイクル22の時は1エリア住まい、サイクル23は日本に居ない)ので、初めての事を体験出来た。
それは、強力な信号の横に出ている並以下の局は、RTTYの特性上2波の信号を出しているので、著しく隣接すると弱い方の信号が強い方の信号で変調されるように振るえて復調できなくなる。
それと、あまりにコンディションが良いのでAFSKの子どもが確認出来る。ロートーンを使用しているのか、オーバーモジュレーションか分からないのですが、数キロ離れたところに同じ信号を確認することが出来ました。
今までコンディションがこんな良いときにコンテストに出たこと無かったので、びっくりすることが沢山有りました。
コンディションが良い、すなわち多くの局でQRMM状態。貧弱な電波では、何度呼んでもひろってもらえず、Long Callと指定され長めに打つと終わったときはCQを出されていたりとショックな事が多い。当然、CQを出しても呼ばれることは極少なく、同じ周波数で後からCQを出される始末。orz
従って、呼んでもリターン無し、CQ出してもリターン無し、無常にも時間だけが過ぎて行くだけで、結局局数は殆伸びずに120局強しかQSO出きませんでした。
今朝の7時半を回った頃より、タワーを下げて打ち上げ角を高くし国内とのQSOを狙ってCQを連発するが・・・・これまたさっぱり。WPXは国内QSOも有効なので是非ともQSOしたかった。コンテストによく出ている局意外は呼びに回る方が多いので、なかなか捕まえられずに結果国内もイマイチだった。
最後の方で気がついたんですが、BYやHLの局はコンテスト用ログソフトを使用していないのでしょうか???
50局にもQSOが満たない間に何度も同じ局に呼ばれました。10分前にQSOした局がまた呼んでくるんですよ。B4と打ってもしつこく呼んでくるんですよ。信じられません。
結局国内にも呼ばれなくなり、バンド内をワッチしてもUA0YAYとLZ9Wの信号のみしか聞こえませんでしたので、8時30分に運用を停止しました。
今年最初に参加したメジャーコンテスト。昨年よりは局数も伸びましたが、密かに目標と指定た400局には後1歩のところで届きませんでした。
SSBやCWと比較すると、参加する局が少なくなるので絶対交信局数は比較出きませんが、昨年のWWRTTYと同等出来ていますので、コンディションは明らかに上向きだと思います。次の参加はWPX CWかな。
現状での最終的な得点は、40mシングルバンドで397QSO/285マルチで567,150点となりました。ログ提出後、チェックで合致しない部分が減点されますので、最終的にはもっと減らされるでしょうね。
昨年の2倍の得点となっていますので、満足な結果となりました。
一寝入りしてから、ログの提出、LoTW へのアップ、QSLの印刷と一気に片付けようと思います。
今晩からは通常ワッチに戻ります。5Wが160mに出たようですのでこちらも気が抜けません。
今日も『燃えよDX』を見に来てくれてありがとうございます。