公開日 2010年8月2日 最終更新日 2018年4月21日 by JE2UFF_Toshi
今朝、RTTYの信号を見ていて気が付いた事があった。
IC-7700でモニターしているのとMMTTYでモニターするのでは、デコードに若干の差が生じているようでした。
MMTTYは1.65に戻したことにより1.66の頃よりははるかに良くなったが、IC-7700のデコードのほうが良いとは・・・・
少々がっかりしてしまった。
どうしてかと言えば、S/Nが100dBを越えるDSPサウンドカードでクロック調整をして、なおかつノイズ対策として光ケーブルで信号を接続しているからです。
変に自信を持っていただけに・・・
MMTTYの設定を見ながら相違点を考えてみると・・・・・・ なるほどと言うところが1つだけあった。理論的には良いはずで、コンテストの時には結構効果も有った・・・
しかし、電離層を何回か反射してくる弱い信号では、どうやら理論値より少し違っているようである。その違いが性能として現れているようです。
その設定を外してみると・・・・ デコードレベルは同じか若干ですが良くなったようです。IC-7700で化けるところもどうにかコピー出来る。多分、このレベルだと50歩100歩だと思いますが・・・
今朝の弱い信号を復調することにより、自分の設定の間違いを見つけることが出来た事と、IC-7700の復調性能はかなり高性能である事を認識することが出来ました。
自分では正しいと思っている理論も、振り返って考えたりすると間違っていることが判るのですね。理論より実践、改めて再認識した朝でした。