公開日 2011年10月9日 最終更新日 2011年10月9日 by JE2UFF_Toshi
今までLow Bandの運用で外部付加装置(プリセレ、APF、AF-DSP、etc)に頼る運用をしてきた。OMさんから言わせれば基本中の基本なのかもしれないが、改めてAGCの使い方が解ったような気がする。
Low BandでIC-7700を使用していると、そこそこの近接混信に対しても耐えているのだが、1KHzを切る近接の場合に、AGCも煽られてどうしようもない。
最新のK3やFTDX-5Kなどでは300HzのRoofing Filterが有るので関係ないのかもしれませんが、IC-7700では大きな問題になります。今まで、出てくるAF側で何とか対象していましたが、近接時のバサバサくる混信にはお手上げでした。
しかし、以外の効果が有ったのがAGCをOFFにしてIF-Filterを狭めながら、RFゲインを回して行き目的信号が浮かび上がるように調整する事。なんの変哲もない当たり前の事ですが、改めでやってみると意外と効果が有るではないですか。ドンピシャでは耳がつぶれるので要注意ですが、そうでない場合には意外と上手くいくかも。
160mで最近ビートが多いので、ビートの近くにDXが出てくる時この方法で意外と聞えるようになります。受信専用のベバでも有ればこんな苦労はしないと思うのですが・・・
受信アンテナ系もそうですが、聞えない事が多いので何とか聞きたいと言う目的でいろいろとやっていると、再認識する事がまだまだ有りますね。
よくよく考えれば、AGCをOFFにしRFゲインを絞って調整するなんて当たり前の事ですよね。当たり前が当たり前になっていない自分が情けない。