公開日 2012年8月28日 最終更新日 2012年8月28日 by JE2UFF_Toshi
ここの所、夜間の15mのコンディションが再び上昇してきているようで、帰宅後のワッチを開始しても、沢山の信号を聞くことが出来ます。
聞く時間帯にもよりますが、帰宅後にJT65で見ている限りでは、EUとAF東海岸が見えます。こちらもアクティブな局は非常にアクティブで、毎日見えている局も中にはありますね。
また、必ずしもオールバンドではなく、中には特定のバンドだけに出ている人も居るみたいです。設備的にもPSK31と同じように、バーチカルで10WやDPで10Wが多く、ビームを使用していると5Wが多いようですね。
しかし、中には40Wや50Wと言う局も居るのと、ALCが振れない入力レベルで運用しないで、どうみてもALCをガンガン振らせていると思われるような局もたまに居ます。
ソフトの解読レベルは-20数dBの実力が有りますので、かなり微弱な信号まで解読できるのですが、サテライトと同じで近くに強力な信号が出てくるとAGCがそちらで掛かり、微弱な信号が消えてしまいます。
運用に際して、USBを使用しており帯域を絞りすぎると、CQを出す分は問題無いですが、受信をする場合に、かなり制限されてしまうため、当方は現状帯域を1Khzに設定し使用しております。
1kHzですと帯域幅が広く、どうしても極東ロシアの強烈な信号が入ってきてしまい、-20dB程度でEUとQSOしていると、AGCで抑圧されてしまいリトライが急激に増え、QSO時間が伸びてしまいます。
見ている限りでは、QRVされているJAの皆さんは、国内にも関わらずこのような事は無く、AGCで抑圧されることは無いので、皆さん流石と関心しました。
今まで見ている感じでは、極東ロシアの局がALCが振れているのではないかという感じと、PCの時間がずれているのではないかと感じる事が度々有ります。
サテライトと同じで、アリゲーターが出てくると、一瞬バンド内が静かになってしまいます。AGCを切って運用も考えましたが、強い信号は余計に歪むようなので、現在はAGCの時定数最小にして使っています。
JT65もしばらく運用していると、いろんなことが見えてきますね。コンディション次第ですが、1W以下でも簡単にEUとQSO出来き、1分サイクルの交信になるので、ながら族には非常な便利なモードです。
基本的にどんなモードも同じですが、ALCのレベルには十分注意しましょう。
今日も見に来て頂き、ありがとうございます。