TX5Kも終盤、10mでなんとかQSOしたいと思い、朝から10mをワッチしておりました。強風も少し弱まってきたので、タワーを定位置まで伸ばしてビームを東北東へ。
他のバンドに比較すると10mの信号は弱い。信号が上がってくるまで一旦朝食へ・・・ 朝食後しばらくPGAのTVワッチをしていたので、すっかり遅くなり時間は8字頃になってしまった。
再び10mに戻ると、パイルが有るのだが本体が見つからない。当初指定されている28033に居たのだが・・・・
パイルになっている28034付近を聞いていると・・・ アッ、居た本体だ。しかもオンフレで拾っているではないですか。
すかさず、その周波数で呼んでみるが・・・ アレ? また消えた。
すると、しばらく上でまたパイルが・・・・ どうやら今までの固定周波数でQRVしQSX UPのスタイルではなく、まったく逆転の発想で広がって呼んでいる中から、先方がその周波数に出てくる感じ。
スプリットで何処が拾われるか分からないではなく、Simplexでコールしていると、向こうから呼んでくるロシアンルーレット方式。
これは・・・・ 駆け引きが必要。 拾われた後に、どの辺まで外れたところを拾ってくるのか? なかなか相手の読みを探るより、確実にQRMが無い周波数で呼ぶのが得策のように思われます。
28037付近の局が拾われるのを確認。周波数は確実に上がってきていますが、次は何処まで上がるのか・・・!
皆さんの大方の予想では、28038付近を予測しているようで、28037.5付近から28038までの間でコールするJAの塊が表れました。
多分、この中で呼んだのでは拾ってもらえないのは確実! 少し周波数をずらして空いているところを確認していくと・・・ 28038.5まで来ると殆どコールする局のQRMは無し。
28038.3くらいまでは被りが確認出来ます。 よし! 28038.5での1点で少しは止めのスピードでコールしていると・・・・・
ビンゴ! ピックアップされました。やはり、直ぐ近くよりも少し上のQRMが無いところの方が確実のようです。
レポート送信後は、出ていた周波数の前後が今度は多くのJAのコールで埋め尽くされました。
やっと目的達成。 QSX UPで何処を拾っているのか分からないより、こちらの方式の方が逆に予想が立てやすかったような気がします。2~3局ピックアップされた状況を分析していたので、傾向が分かった事が良かったのかもしれませんが。
今回のぺディでのQSX UPはピックアップポイントを探し出すのが非常に難しかったです。特に40mはなかなか見つけられませんでした。
しかし、今振り返ってみると10m以外は、かなり広がってコールしていたのですが、結局拾われたのは、殆どがUP2くらいでした。 運用をするチームの癖が有るのかもしれませんが、今回のぺディでは、ピックアップポイントから予測して先回りするより、結果的に1点でコールし続けた方が、結果的には良かったようでした。
オペレータの癖にもよりますが、今回は以外だったな。特に10mは想定外のピックアップ方式でした。
今日も見に来て頂き、ありがとうございました。