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公開日 2017年10月7日 最終更新日 2018年7月27日 by JE2UFF_Toshi
昨日、オランダよりステップド・インピーダンス・フィルタ構造のLPFが到着しました。432MHz用のLPFって、国内では取り扱っていないし、海外でも高耐圧の物はなかなか無いんですよね。
しかも、殆どの場合が特注でオーダーが入ってから作るんです。今回の物も基本はそうでした。今までステップド・インピーダンス・フィルタって使ったことなかったし、従来のLC型より安定しているかなと思って購入しました。
実際に挿入して使ってみると、ロスが多いんです。なぜかな? スペック上はInsertion lossはMAX 0.15dBなんです。また、Cut offが460MHzで-3dBと言うスペックなんですが、データシートの特性波形図を見ると、Cut offがもっと前にありそう。
従って、今までのLPFに比較すると20Wくらい低い値になるんです。さらっと確認しただけで、実際の運用に入ってしまったのでもう一度ゆっくりと確認する必要があります。
通過電力が低下したんで、受信も悪くなるかもしれないと思い従来型に戻しました。TUNEを取れば同じ値になるのであれば、もう一度使ってみようかと思います。ロスが多いと熱に成るんで気をつけないと。
まあ、普通に考えれば同軸構造のLPFなんで、こちらのほうがロスも特性も良さげに思うんですがね。なかなか難しいですね。
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