公開日 2018年8月18日 最終更新日 2018年8月18日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日から急に気温が下がって、エアコンが無くても快適な朝になりました。北海道では初雪が降ったとか・・・この前までの猛暑はどこに行ったんでしょうか?
もっとも涼しい方が良いですけどね。
さて、Moon Graphによると今月のベストは先週末だったようだ。
今週末から来週にかけては、dgrdも増加する方向で、昨日は-2.2だった。先週末が-0.5とかだったので、コンディション的には大違いですね。
週末になりますが、昨日も殆どの局は出てきませんでしたが、常連のDL8DAUは昨日もQRVし今週は皆勤賞じゃないかな。
dgrdは、-1を切るほどコンディションが良いと言われていますが、昨日の-2.2の状況でも自分のエコーは-20dBで返ってきておりました。と言うことは、アンテナゲインが28㏈ほどあり、20㏈程度のLNAが直下についていて、出力が500Wの局であれば同じくらいの強さの信号を受信できるというわけですね。
そこそこのエコー強度だったので、DL8DAUとQSOしたのですが、これがまた結構てこずりました。月は遠のいている影響もあり昨日はドップラーシフトも激しく1分シーケンスの間に100Hzくらい動いていきました。
やはり、自分のところに帰ってくる距離より、EUへの距離のほうがはるかに遠いですから、信号は弱くなりますね。昨日のQSOにおいては、最初に呼ばれたころは-26dB程度でしたが、最後の73を受けるときには-30dBにまで落ちていました。
先方も、なかなかデコード出来ないらしく、何度か同じメッセージをお互いに送りなおした状況ですね。
やはりEMEも耳とパワーのバランスが必要ですね。耳と言うのも、アンテナの大きさによる方がLNAより大きい影響を与えそうです。なぜなら、送信側でも効いてきますから。
そんな中、LNAの組み合わせの実験をしているときに新たな発見をしました。32㏈のLNAをアンテナ直下に取り付けると、クロモジが発生し強い局を受信すると信号レベルは上がっても、逆に了解度が落ちる現象を前回経験しました。
このLNAをアンテナ直下ではなく、リグの手前に取り付けると信号強度も上がり、了解度も上がることが確認出来ました。
一般的なイメージとして、リグの手前で大きなゲインのプリアンプを付けると、ノイズは上がるが信号は上がらないという思い込みがあったのですが、プリアンプではなく調整されたLNAなのが良かったのかもしれません。
実際にはNF>0.5の物でしたが、思った以上にノイズの上昇は無かったです。もしかすると、これを使えばもう少し微弱な信号もデコードできるのかもしれないという微かな期待がもたれるようになりました。
とは言え、切り替え機を付けないと送信電力がいきなり掛かってしまうので、回避するための方法を考えなければいけません。
現在制作中で、コネクタ待ちになっているMAP65用のI/Fに急遽コネクタ用の穴を追加して、FUNcubeかLNAかを取り換えられるようにしました。
コネクタが間に合えば、9月のARIで実践投入可能化もしれませんね。
ちょっとだけ楽しみが増えました。
その他、作ろうとしているものは多々ありますが、気温が下がってくるとがぜんやる気も出てきますね。