この前からちょこちょこ書いていた、IC-9100にUX-9100を組み込む場合の変更申請の書き方についてです。結構めんどくさいと言うか、わかりにくかったので、今後の事も考えて備忘録的にまとめておきました。
もっとも、IC-9700が発売されたので、今後はこういう事は無いでしょうね。
IC-9100にUX-9100を組み込み、保証認定を受ける場合なんですが、はっきり言って分かってしまえば非常に簡単。
ポイントは
- 元々の親機のIC-9100が既に付加装置を付けての変更申請が終わっている場合
- もしくは一緒に行う場合で大きく異なります。
付加装置の変更申請が済んでいない場合には、諸元表を作成して付加装置による追加モードの一覧表を付けなければいけません。
しかし、既に申請済みの場合には、変更申請に記載する部分は殆ど無いです。
基本的には保証願いだけになるので、免許証の返信用封筒もいりません。
必要書類は以下の5つ
- 保証願書
- 変更申請(届)書
- 無線局事項書及び工事書(表)
- 無線局事項書及び工事書(裏)
- 送信機系統図
特に「無線局事項書及び工事書(表)」については、13項は既に親機で申請済みなので、一切記入しなくても良く、16項にレ点をつければよいだけ。
「無線局事項書及び工事書(裏)」についての注意は、発射可能な電波の形式及び周波数の範囲の欄に、親機の承認に使用したときと同じ内容の電波形式を全て記載する。この場合は、一括の略式ではなく、細かく書く。
※これが一番めんどくさいかな。
送信機系統図は、本体はマニュアルをコピーし、UX-9100は添付されてくるものを使用すればOK。
トランスバータのように外につけるものではなく、内部に組み込むものなので、どう書けばよいか迷ったのですが、直接TSSに電話して確認しました。
どう書けばよいのかが迷いますが、分かってしまえば書くところも少なく簡単に申請書は出来上がります。
後は送付して保証認定がされれば完了ですね。