公開日 2020年7月5日 最終更新日 2020年7月5日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今朝は雨がやっと上がりました。予報ではまだ雨は続く予報なんですね。
昨日は1日大荒れの天気でしたので、室内で有るだけの部品を使ってGTV70-11Wを作ってみました。
作ってみたと言っても、ラジエータを1つと、エレメントでREF、D1を16本をアルミの無垢棒から切り出しました。ちゃんとした長さには、まだ削り出していません。
まずは2㎜のあくりるばんを使ってラジエータ用の絶縁ベースを作成します。アクリル板なので、PWB用の基板カッターを使ってV溝の切り込みを入れると、簡単に折る事ができます。下手に切るより全然きれいに仕上がりますね。
ラジエータを構成する部品はこれだけです。この中で、9㎜高のΦ5のスペーサがなかなかなく、Amazonで購入できますが中国からの取り寄せになります。
全部の部品を組み付けると、こんな形のラジエータエレメントが完成となります。前回4本作った時のあまりで作っていますので、1個作るのが精いっぱいでした。
次はこのラジエータに取り付ける給電用のマッチング部です。DG7YBNによれば、同軸を使用使用した3/4λのインピーダンス変換を用いるようです。これに、コアを付けてコモンモード対応をするのですが、コアも手持ちの在庫切れでしたので、今回は未だつけていません。
子のマッチングユニットを作成するには、使用する同軸ケーブルの短縮率が効いてきますので、使用する同軸ケーブルの短縮率を事前にカタログから確認してい置く必要があります。
自分が使用しているのは、5D-FBなので短縮率は0.81になります。
網線側にも同軸の芯線を使用して接続線を作成します。
最後にエレメントに接続するための端子を付け、防水のためにシリコン材で固めます。最近は白色ではなく、バス目地用の黒色の物を使用しています。一般的に使っていたシリコーンよりボンド製なので乾燥時間が若干早いようです。防カビ材も配合されているんですよ。
最後に先に作ったラジエータに給電線を取り付けて完了です。
最終的には取り行け部のと頃にパッチンコアを付けて完了になります。この給電部を1個作るのに、結構なお金がかかるんですよね。特にコネクタが一番高いかな。
最後に余っていたアルミ無垢棒をREFとD1の長さで切り出したら、ちょうど各々16本切ったところでこちらも材料がなくなりました。
こちらも曲尺を使って正規の寸法に削っていかなければいけません。結構時間かかるんですよね。
この32本の寸法合わせが終わったら、次の材料を手配しようかと思っています。