公開日 2020年7月28日 最終更新日 2020年7月28日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。未だ不安定な天候が続いておりますね。晴れて夏空かなって思ったら、急激に曇りだして激しい雷雨。そんな繰り返しの毎日ですね。
親が重病になり入院したことをきっかけに、自分もシャックの整理をしだした。特に、変な物残してもしょうがないしと言う思いから、QSLの整理をしだした。
紙のQSLは今は扱っておらず、必要な方はSASEで要求してくれとQRZ.comにも記述している。QSLカードの価値は、アマチュア無線をやってアワードとかに興味がある人なら価値が有るだろうが、一般の人には何の価値もない紙きれだ。
処分するのも自分がいなくなった後では大変だと思う。ほとんどの人はLoTWやeQSLへの移行により電子化されているんので紙は必要ないかな。記念にとか思って入手しても、自分だけの記念であり家族には全く関係ない。
そう思いながら少しづつQSLの整理をし出したら、それこそ記念になるような1枚が見つかった。
1995年の9月に20mのLPでQSOした分だ。アポロ修道士はRTTYにアクティブにQRVしていましたが、SPでのチャンスはほとんどなくLPでのチャンスにやっとできた1枚。
後にも先にもこのQSOのみ。すでにアポロ修道士はSKになっていると聞いているので、現在このMt.AthosからQRVできる常駐局はいないんだろうな。
TriBanderの3エレでアクティブだった頃が非常に懐かしい。今でこそFT8によりデジタルモードでのQSOは簡単に出来るようになったが、2000年より前はRTTYでいかにデコード率を上げるかの勝負だった。
ボタン一つで簡単にQSOができるような便利な時代になった。みんなあれだけ苦労していた160mも、今はコンピューターとソフトが判断してくれるから聞き耳を立てる必要もなくエンティティを伸ばしていく事ができる。
素晴らしい時代になったものだが、少々さみしさも感じる。自作しなくても殆どそろう時代、あえて自作することでまた楽しみが見つかるかもしれない。
1枚のカードからそんな思いになりました。