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[EME] GTV70-11W 放射器の作成

放射器セット
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最近は夜な夜なGTV70-11Wのユニット組立に精を出しております。アンテナも市販品ではなく、開局当時に戻って自作するのも非常に楽しいですね。

出来上がったものがどのくらい飛ぶのか、なんて夢見ながら作っています。

さて、GTV70-11Wですがエレメントの製作までは完了しておりますが、肝となる放射器の部分の政策に入ります。エレメントがブーメランのようになっていることが特徴なんですよね。EUでは自作アンテナとしては非常にポピュラーになりつつあります。

かのDL7APVはこのGTV70-11Wを128本接続しているビッグアンテナですからね。

まず材料で絶縁体の材料となるのは2㎜厚のアクリル板になります。

アクリル板

Amazonから購入した180×330の白色のものです。これを40㎜幅で切っていきます。

マーキング

マーキングして切り出していきます。アクリル板なので、L型のキバンカッターを使うと、V溝を切り込んだ後に力を入れれば綺麗に割れるので非常に便利です。

カット品

この40㎜x180㎜の1枚が1つの放射器用絶縁体になるんです。ここから、穴をあける位置のマーキングと、V型形状にするかっと線を入れていきます。

マーキング2

こんな感じでマーキングを完了したら、まずは斜めの線を同じようにカットしていきます。ここでもキバンカッターで切れ込みを入れ、折る形の方法をとります。

鋭角部分は若干部材が残りますが、気にせずバンバンカットしていきます。

カット後

ここまで出来たら、後は穴をあければ絶縁部品は完了です。エレメント用はΦ5.5で4ヶ所穴をあけ、ブーム取付用はΦ3.2で2ヶ所穴をあけます。

 

最終組み立てに使用する部品は、アルミ板のエレメント、ナイロンスペーサー、SUSのネジになります。

パーツ一式

これらの部品を、先に作った絶縁版に取り付けていきます。

後はネジ締めだけですので、すぐに完了しますね。

放射器

これが出来上がった放射器です。ネジは振動での緩みを警戒し、強く締め付けた後に接着剤で固定します。後はこれに同軸バランを取り付ければ完成になりますね。

まずはこの放射器を4セットまで作ります。

放射器セット

このような感じで、同じユニットが4つ出来上がりました。

これでエレメントは全て完成になります。

残りは、同軸バラン4セットとブームの穴あけになります。ブームは2.5m有り室内での穴毛加工ができませんので、まずは同軸バランを作ることが次の作業になります。

着々と工事は進行しております。

 

ABOUT ME
JE2UFF_Toshi
年々若者のアマチュア無線人口が減る中、何時までも現役でやり続けたく、若き日の想い出を胸に、熱き思いを忘れないように「燃えよDX」と言うタイトルを付けました。単身赴任以降、過熱するDXスロットゲームに違和感を覚え、主力だったHFのアンテナも下ろしてしまったこともあり、燃えるような情熱からいろんな楽しみ方が有るんだ。そう思えるようになって、タイトルもむせん見聞録に変更しコツコツマイペースでやってます。 最近は6mの面白さのハマっています。
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