公開日 2021年7月18日 最終更新日 2021年7月18日 by JE2UFF_Toshi
最近巷ではWindows11の話が盛り上がっている。このWindows11はPCの性能を要求するようで、ほんの数年前のPCでも動作保証対象外になるらしい。
特にCPUについては現状問題なく使用できていても、動作保証対象外になるようだ。自分の場合、現在VUHFで使用しているノートPCはこのスペックを満たしているので、将来的にはこのノートに集約することになりそうだ。
とはいえ、メモリの容量が現状8GBですが、Ryzen+Radionの組み合わせでは、GPUへ2GBが割り振られてしまい、実質使用できるのは6GB以下となっている。
最近は、WSJT-X+JYAlert+GridTrackerという組み合わせで動かしており、CPUパワーとメモリを必要とするのでこの際、先々を考慮してメモリの増強を図った。
こちらが現在のスペックになります。メモリは8GBのシングルチャンネルで2GBがGPUに割り振られているのが分かります。
さて、自分のノートPCはThinkpad E595なんですが、このノートは従来のように簡単に裏蓋を外してメモリ追加というわけにはいかない構造なんです。
こんな感じで、背面パネルといった意識なんです。これを外すにはスマホ修理用のツールが最適なんですね。
必要なのは、精密ドライバーとギターのピックのようなプラスチックの板。このプラスチックの板を隙間に挟んで、勘合しているプラスチックのフックを外していくのです。
ネジを緩め、隙間にこのオープナーを差し込み、ツメを一つずつカチッと音がするように押していきます。
こんな感じで背面パネルが外れるので、あとは現状のメモリを外して、今回は最高の16GBx2の構成に変更しました。
カバーをもとに戻したら完了です。
作業完了後、確認してみるとメモリは32GBで認識され、デュアルチャンネル表示になっていますので、少し高速化されているはずです。
これでWindows11にも対応し、しばらくは使うことができるようになりました。
ちなみに、GridTrackerはCPUパワーを特に必要とするようで、別のCore-i 5の3GHz(4コア)では動作30分でストールしてしまいます。