公開日 2021年8月27日 最終更新日 2021年8月27日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。今月も残り少なくなってきました。コンディションは日々変わる幕の内弁当のようです。
さて、3日前くらいにFT8のデコード率向上の意味も込めてインストールした時刻同期用のアプリの効果を確認してみました。
既に3日ほど経過しており、基本PCは電源を切らない状態で使用しておりますのでかなり安定してきていると思います。
結果は・・・
なんと、ちょうどぴったりと言う表示です。実際には0.116秒の差はあるようですが、ちょうどぴったりと言う表示はいいですねぇ~。
実は最初にデフォルトでインストールした時は、いまいちな状態でしたが、一度アンインストールしてから少し設定を変えてインストールしたのが良かったようです。
インストール画面をよく見ていくと、NTPサーバーの地域をASIAに設定します。そして、更に、9つまで独自のNTPサーバーを指定できるのでntp.nict.jp,pool.ntp.org,jp.pool.ntp.jpの3つのNTPサーバーを指定します。
ここでは、デフォルトではUse SYSTEM accountになっていますので、NTP用のアカウントを作成します。
このようにNTPと言うユーザーを新たに作成して、このユーザーにアプリの管理をさせます。
ここまでが、デフォルトでのインストールとの変更点です。
そして、一番のポイントはWindowsで標準のNTPサーバーに合わせるという機能を停止させることです。
このアプリをインストールした時点で、手動でのNTPサーバーとの同期はできなくなりますが、自動同期機能設定をしたままだと、勝手にWindowsの機能として動作してしまうため、せっかくこのアプリで同期を取ってもWindows側の機能でずらしてしまう可能性があるようです。
Windows側の機能を解除してからはこのように安定して時間を外部NTPサーバーで同期を取り続けているようです。
FT8のデコード率が変わったかと言われれば、❓かもしれませんが、少なくともDTの値が極端に悪い局はほぼ0になりました。
DTが1.5以上になると赤く表示をするようにしているのですが、この表示が無くなったのです。
その辺は、効果は有ったかなと思っています。少なくとも入れておいて損はないアプリだと思います。