公開日 2021年11月21日 最終更新日 2021年11月21日 by JE2UFF_Toshi
おはようございます。昨日からARRL EME CONTESTが実施されております。ここ数年は、太陽活動サイクルの低迷期出会ったため、水平偏波での受けがいまいちでありしばらくQRVはしていませんでした。
ここのところコンディションが上がってきた事もあり、久しぶりにワッチをして状況の確認をしてみました。
相変わらずH-POLでの受けは良くないようで、ワッチしていると現在活躍されている方はほとんどがV-POLのようです。V-POLの方が−22とか−24とか送っているのを見ているとH-POLでは見えなくて当たり前かなって感じですね。
それでも縮小したV-POLを使っていろいろとチェックしていくと、なかなか興味深い事が分かりました。V-POLと言っても、DG7YBNのGTV-11Wx4ですので少々非力ですが無いよりは良いかな。
H-POLが全滅かと言えば一概にそうとも言えない状況ですね。
例えば、NC1Iの信号はV-POLでは受かりませんが、H-POLではしっかりと安定して見えます。
逆にDL7APVは今までH-POLでは耳で聞こえるほど強力でしたが、今回はH-POLでは見えませんでした。V-POLに変えると、-16くらいで安定して見えます。PA5Yの信号も、PA2Vの信号もH-POLでは見えませんが、V-POLでは見えます。
それではEUに対してはV-POLの方が良いかと言えば、HB9QなどはV-POLでは見えませんがH-POLでは安定して見えます。
なかなか面白いですね。確かに、H-POLでQSOがバンバンできていたのは4〜5年前で、コンディションが底になる前でした。底になってからは、自分のQRV自体も低下したのでほとんどQSOしていないですね。
まあHFと同じで、良いときも悪いときもあると言うことですね。
Q65のEMEのQSOができるかと思ったのですが、HB9Qにピックアップしてもらったのですが、こちらの信号が弱すぎるようでQSOの完了には至りませんでした。
既に仰角は5度になりましたが、HB9Qの信号は-22で見えてますね。でもコールしても届きませんが。
今回、初めてEMEでWSJT-Xを使用したのですが、HFとは違い使い方が分からずマニュアルを見ながらだったので、ワッチする時間を大分消費してしまいました。
やはり最初からしっかり読まないとダメですね。
今年から本格的に始めた6mもやらなきゃいけないので、当面はサブ的なモードですね。